朝について5

ドアを叩く音がした。

起きなくてはいけない用事があることは頭に入っていた。

ズボンを履いてなかったのだがひとまず応答した。

排水溝や水回りの点検だった。

すぐさまズボンを履いて廊下に落ちてるタオルを拾いあげ担当者を招き入れた。

なんとか起きることができてほっとした。

ベットに座ったまますこしぼーっとしたまま

対応してくれている方を見る。

ありがたい

こうして対応してくれる方がいるのは助かる。

こういう時に自分はかなり気を使うと方と思う。感謝もする。作業してくれる方に対して横柄なひともいるのだろうとか。無駄に考える。

作業してくれる方は若くて少しかっこよかった。なんとも言わずに丁寧に作業してくださった。

全くこういう時にしか他人の仕事のありがたさというものはわからないなと思う。

いつも自分の身の回りのことしか考えることができない。そうやって意見したり発言したりするひとは多いなと思う。自分もそうだが。

改めていろんな人がいると思わされる。感謝したいと思う。

今日の朝、奇遇にもそんな思いになったなと夜になって思う。

朝はいろいろなことを気づかせてくれるのかもしれないと。優しくなれるのかもとか。

優しくなりたいっす。


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