深層筋治療主義に異議あり! (2) ---深く深くより、浅く広く!---

以前、解剖実習に参加した際、講師のJulian Baker氏(Bowen therapyの先生でもある)と雑談をしていて、Robert Schleip先生が、「ロルフィングよりも、Bowen therapyのほうが効果的だと言っている」と言ってました。

その理由はファシアの特性を考慮したからのようで、Julian Baker氏はよく、「一般的な徒手療法は過度に刺激を与える傾向にある」と警告されていて、それと通ずるものがあるのか?と考えてました。

先日、YoutubeでRobert Schleip先日のFascia research congressでの講演を見ていて、なるほど、Julianが言っていたこととはそのことか!と思った箇所が多々あったので、ここに引用、紹介します。

この動画の中で、Robert先生はファシアの研究をしていくうちに、自身のロルファーとしての方法論がいくつかの点で変わった、と言っています。

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