理系ファッションアドバイザー、Kaori です。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。

似合うファッションって何？
どんな色？柄？素材は？

前回ご紹介したとおり、こちらを提案しています。そして理系的観点＝再現性のある＝ファッションに苦手意識がある人でも理解できるアドバイスをする。「理系」ファッションアドバイザーならでは。

「どうやって」それをやるか。
どうやって、似合う・似合わないを判別するのか。
Howの部分をご紹介します。

準備：笑顔じゃない！？ムッとした顔写真を使う

似合う柄・形・素材を調べるトータルファッション診断では、お客様の顔写真を使います。決め顔の笑顔の写真ではなく、真顔の写真です。

たとえばこんな感じ↓ 

少し微笑んでる、または無表情くらいの写真を使います。証明写真みたいな感じ。その理由は・・・

ムスッとしている顔なのに、素敵に見える。
それが貴方の魅力を本当に引き出している服だから。

顔写真を大量の雑誌やネットの様々なコーディネートに当てて、「いいな」と感じるコーディネートを集めます。

目つき、性格、スタイルが良く見えるか？で判断する

「これ似合ってるな」「いいな」と感じるコーディネート。それをどうやって見分けるのか？

1 目の輝き（大脳に直結！）
2 性格が良さそうに見えるか
3 スタイルが良く見えるか

この 3 つの観点で判断しています。

1 目の輝き（大脳に直結！）

目が眠そうに見えない、キツイ感じにならない。同じ顔写真を当てているのに、服が変われば顔の印象は大きく変わります。その結果・・・

2 性格が良さそうに見えるか
も変わってきます。
自分という人間は同じなのに、同じ顔なのに、服装次第で、「チャラく」見えたり、「信用できそう！」と思われたりします。

「あえて悪者に見えたい時」はこれを逆手に取ることもできます。たとえば、行きたくもないお見合いやら社交場に行く時など。
※似合うものを知ると、こんな悪用も…以下省略

性格がどう見えるか？の次に見ているのは、体型です。

3 スタイルが良く見えるか
こちらも大事です。私が参考にしているコーディネートは、ファッション誌のもの。つまり、着ているのはスタイル抜群のモデルです。
にも関わらず、顔写真の部分だけ入れ替えると・・・・「お腹がたるんでみえる」なんて事があります。

貴方の顔、目に合わせた時、スタイルがよく見える。そんなコーディネートを探します。

※目の写真は、ロード・オブ・ザ・リングの悪の王、サウロンの目です。ロード・オブ・ザ・リング大好き。でも、悪の帝王は怖いです。

「何故似合うのか」をしつこく追求する

「このコーディネートは素敵に見える～♪」を集める・・・では終わらせません！むしろ、分析はここからが本番です。

↑男性のファッションも診断してます☺

「似合うコーディネート」達が、なぜ似合うのか？何が似合っているのか？を分析します。何故？をしつこく追求するのが、研究者・理系ファッションアドバイザーの流儀です。

次回の記事では、「なぜ似合うか」をどのように、追求しているのかをご紹介します。

続きの記事はこちら↓

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