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物事は単純に素早く、そして単純に/ドリフターズ × #NewsPicksアカデミア

何かを進めるとき、考えるときに重要なのは、「シンプルさ」、そして、「素早さ」。

この二枚看板は、2001年 MLBダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンとカート・シリングくらい揺るぎないものだと思っています。

インターネットとスマホの時代、ハンパなインテリさにはもうほとんど意味はなく、シンプルでないものは見向きもされない。


シャイロック8世

放蕩なれど出来息子 バンゼルマシン・シャイロック8世はさすが商業国の代表。いい事を言いいます。

物事は単純に素早く、そして単純に

彼の場合は、後ろに「そして単純に」とつけることで、ことさらシンプルさを強調。ランディ・ジョンソンとカート・シリングはダブルエースだけど、それでもやっぱNo. 1はランディだよねと。それが彼の信条。

一方、日本の場合は中6日が基本ローテ。二枚看板だとコマが足りないので、やはり三本柱を揃えたい。90年代中盤の読売巨人軍 桑田、斎藤、槇原のような三本柱を。

自分の場合は、シンプルさ、素早さともに物事を進める上で重視しているモノとして「ユーモアさ」がある。なので、前述のシャイロック8世の言葉を借りると、

物事は単純に素早く、そしておもしろく

となる。おぉ、なんだかカッコいいメッセージ。

くだらないアイデアと、軽く笑えるユーモアを。けっこう重たいことも、軽快にくだらなく伝えたいという想いが、常にある。


受信者負担 > 発信者負担

先日、NewsPicksアカデミアのイベントで、インフォグラフィックエディターの櫻田さんがプレゼンについて語っていた内容がかなり目からウロコの内容でした。

・プレゼンは受信者のほうが負担が大きいコミュニケーション
・受信者は聴いて理解して反応しなければならない
・受信者負担を減らすことができるのがビジュアルコミュニケーションである。

たしかに、発信者側の押し付けになってしまっていることがよくあります。それはおそらく余計なぜい肉がいっぱいついているから。つまり、受信者負担を減らすこととシンプルさは直結する。

余計なものを削ぎ落としてひたすら端的に、シンプルに。

シンプルにというと、ともすると、「素っ気ない」「つまらない」と勘違いされることもあるけれど、シンプルさと素っ気なさは全く別モノ。

「僕、パンクロックが好きだ」だけで、全てが伝わるブルーハーツはその好例。ひたすらシンプルだけど素っ気なさなんてみじんもない。

新卒2年目くらいのときに、「伝えたいことは箇条書きで三本柱でまとめよう」と教わりました。2つでもない、4つでもない、3つがちょうどいいと。そこで私は、本来なら、

物事を進めるときの三か条
1. 単純さ
2. 素早さ
3. おもしろさ

というようにまとめるところを思い切って、

物事を進めるときの三か条
11. 単純さ
17. 素早さ
18. おもしろさ

と表現してみました。そう、あの巨人軍三本柱の桑田、斎藤、槇原の背番号です。

しかし、残念ながらこれが全くウケません。ユーモアを出そうとシンプルさを犠牲にしてしまっているせいかもしれません。

ただ、もしこれが、受信者が私で、私に対し自分の好きなものと信条を伝えるプレゼンテーションだったとしたらこの内容で1万点くらいあげられます。私のジャイアンツ好きを読みきってそうしてきたのだとしたら素晴らしすぎる。

要するに、受信者が誰か、ということを徹底的に考え抜くことがよいプレゼンの第一歩。そして次にシンプルさを。最後にそこにユーモアを込める。

そこまでいければきっともうパーフェクト。

と、ここまで書いて読み返してみると、全然シンプルじゃないなぁと思いつつ、自分という人間を表現するならこれはこれでアリかなぁとも思うヘンテコな文章。

精進あるのみ。

終わり


【ドリフターズ】
関ヶ原から島津豊久、本能寺から織田信長、新撰組 土方歳三にローマ帝国 ハンニバルバルカ。ジャンヌダルクに源義経、ワイルドバンチ強盗団のブッチ・キャシディとサンダンス・キッド、山口多聞に安倍晴明。時代も国もバラバラな歴史上の登場人物が異世界に集結して繰り広げる頭脳戦と能力戦。オススメマンガは何?と聞かれたら超絶オススメしたいマンガであるにもかかわらずなかなか薦めにくいのは、年間に単行本一冊以下のペースでしか進まないから。続きが気になって仕方ないのに続きが読めない歯がゆさは、ハンターハンターのそれに似る。


#ドリフターズ #コラム #ビジネス #マンガ #NewsPicksアカデミア #ブルーハーツ #格言

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