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アフターコロナの外食産業を予想してみた

こんばんは、favyのしげさんです。

今日は友人と軽くzoom飲みをしながら「この先の外食産業ってどうなるんだろうね」って話をしてました。


備忘録的な意味も含めてちょっとまとめてみますが、あくまで40代のオッサン二人が缶ビール飲みながらダラダラ話してた戯言なので、ゆるい気持ちでお読みください。


自粛ムードの中

今が既にそうですが、外食をすること、特に「飲酒を伴う外食」に行くことは後ろめたい気持ちになる人が多いんじゃないかと思います。私もそうです。
もちろん個人差はあるかと思いますが、仕事終わりに寄るとしても「吉野家で牛丼食べて帰る」はギリOK、でも「焼き鳥屋で一杯だけ飲んで帰る」のはNG、みたいな感覚です。

一方で、「落ち着いたら飲みに行きたいね」という会話はあちこちから聞こえてきます。今からどこに行こうか考えてるわけです。

ちなみに私が行きたいお店リストはこちら

・串カツ田中にCS界隈の友人と行ってチンチロリンしたい
・新宿のぐうで美味い焼肉食べたい
・五反田のいただきコッコちゃんで無限レモンサワーを浴びたい


終息直後

何を以て「終息」になるかは現時点ではわかりませんが、今の自粛ムードが解消されて、政府や自治体が何らかの宣言を出した直後は、一時的に外食産業に活気が戻ると思います。
今まで閉塞感の中でたまっていたエネルギーが一気に発散され、多くの人が「行きたかった店」目がけて行くのではないでしょうか。

ここでポイントになるのは「行きたかった店」という点です。

数カ月ぶりにみんなで集まり、いつものあの店で飲み会をする、行きたかった大好きなお店・憧れのお店に満を持して行く。そんな基準でお店を選ぶ人がこのタイミングでは多くなるのではないかと思います。

そうなると、今の時点で想起されているお店が有利になるでしょう。
・何度か行ったことがあってまた行きたい。
・いつか行きたいと思っていたけどまだ行けていない。
そんな感じで「その店に行くことが目的」になるのではないかと予想しています。


真のアフターコロナ

これはネットやテレビでもよく言われていますが、人間の様々な活動は大幅に変化するはずです。間違いなく。

まずリモートワーク。
この働き方がスタンダードになる企業は少なくないと予想されます。
そうすると、「今日帰りにちょっと飲んで行かない?」という行動はかなり減ると思います。
また、私のように神奈川の僻地に住んでいて新宿に通っていた人がリモートワークを続ける事になった場合、「わざわざ都内まで飲みに出かける」事はあまり考えられません。そうすると、「来週の水曜に渋谷集合で飲みに行こう」という行動も減るはずです。

もう一つは「コロナの記憶」です。
仮に本当の意味で終息(新薬が開発されて予防も治療もできるような状態かな?)したとして、コロナ以前と全く同じ行動を取れる人は世界にどれだけいるでしょうか?
未知のウィルスが突然発生し、世界中がパニックに陥った「記憶」が人類に克明に刻まれたわけですから、かなり注意深くなるのではないかと思います。
一時的な開放感から飲みに行く人が急増しても、冷静になった時に「またいつ次のウィルスが出るかわからない。用心するに越したことはない。」という風潮になると考えています。


もちろん、今よりは外食産業に活気は戻るでしょう。
しかし、以前と全く同じにはならないと思います。外食に行く機会、中でも仕事関連の人とオフィス街や繁華街にあるお店に行く、という機会は、ゼロにはならないものの、減るはずです。
反対に、ベッドタウンと呼ばれる地域の飲食店は、今までよりも人が入るかもしれません。

職場やコミュニティの仲間と飲みに行くという事自体は無くなりませんが、回数が減る。その分、お店選びは慎重になるはずですし、「本当に行きたいお店」に行くようになる。
だから、何となく新宿の東口付近で待ち合わせて、歌舞伎町か三丁目方面を適当に歩きながら目についた店に入る、という選び方はかなり減ると思います。


じゃあどんな店が選ばれるのか

一言で言うと、「その店に行くことが目的」になっていくと思うので、「行きたいと思ってもらえる店」が選ばれるようになると思います。

もちろん今だって「行きたいと思ってもらえる店」は強いです。

しかし、アフターコロナはその傾向というか、差が顕著になるのではないでしょうか。

では「その店に行くことが目的」になれるようにするにはどうしたらいいのか?今から挽回する方法はあるのか?
その一つが継続的な情報発信だと思います。
想起してもらうには色々なパターンがあるかと思いますが、共通して言えるのは「情報が届き続けていること」です。

■前から気になってたけど結局まだ行けていないあのお店。Facebookの投稿見たけどこの状況下でも潰れずに頑張ってるんだなぁ。落ち着いたら一度は行きたいな。
ネットで記事になってたけど、コロナ対策でこんな事をしてる店があるのか。全然知らなかったけど、どんな店か興味あるな。
最近デリバリーの情報がTwitterでよく回ってくるあの店、デリバリーが本業じゃなくて「デリバリー対応している飲食店」だったのか。今度お店にも行ってみたいな。

こんな感じで情報が届き続ければ、「あのお店に行ってみたい」と考えてくれる人が増えるのではないかと思います。


まとめ

とりとめのない感じになってしまいました…
簡単に言うと

・多分コロナ終息しても外食産業は完全に元通りにはならない
・外食する機会自体が減る→「その店に行く」事が外食の動機になる
・「その店に行くことが目的」になってもらう事が今まで以上に大事

ってところでしょうか。

そのために今から何をすればいいか?我々はどんな支援ができるか?を考えていきたいと思います。


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