見出し画像

ACOUSTIC BLUE ④

前回の記事ではどんなふうに録音していったのかを書いてみた。
簡単なリズムパートを打ち込みして、アコギを2本録って左右に振る、リードやアルペジオなどの上物を録って、最後に歌を録る。
まぁこんな流れだ。
録りながらリバーブやディレイなどのエフェクトなども足していく。
全ての音が録れたらmixをしていく。
今回はmixについて。

ACOUSTIC BLUEはどれもトラック数が少ない。
重ねたりするのに別トラックを使ったりはするが、基本的には歌、ギター右、ギター左、その他ギター、リズムといった感じ。
アコースティックアルバムで、歌とギターを聴かせたい作品のため、リズムパートは小さめにしています。
なので、歌のボリュームに合わせてギターの音量を決めた感じでリズムは必要最低限の感じにしています。まぁ曲にもよりますけどね。
雪の焦燥(配信バージョン)はもう少しリズムもベースもデカかったけど、他の曲に合わせるために#2では下げました。

ミックスのあとはマスタリング。
そんなに難しい事はやってないんだけど、とても悩むのが音圧。
音圧戦争は終わったなんて言うくせに、最新のメジャーバンドのCDを確認すると海苔波形。
ネットを見ると-14LUFSでって。
-14だとかなり小さい。
配信用ならわかるが、CDにする上でこの音量だと小さすぎる気がする。
やはり音が小さいと音が悪く聴こえがちな気がするんだよ。アマチュアの作ったものだと余計に。
かと言ってアコースティックアルバムだし多少のダイナミクスは残したいとの理由で平均-10〜-12LUFSくらいに収まるような感じの音圧にしています。

バンドアレンジにしろアコースティックアレンジにろ、パート数や音色が違うだけでやってる事はそんなに変わらないん。
誰かに相談したりはあるけれど、アマチュアバンドマンが録音からミックス、マスタリングまで1人で全部宅録で、お金をほとんどかけずに録音しましたっていうのがFebruary Blueの全作品です。
これまでにDISTANCEとHOPEという2枚のバンドアレンジのEP(各4曲入)、配信シングル3曲、今回のACOUSTIC BLUEを出してます。

曲そのものを気に入ってくれたら嬉しいですが、宅録でこんな感じで作品を作れるんだって言うのを感じて貰ったら嬉しいです。
もちろんやってる人からすれば、まだまだだねって思う人も沢山いると思いますが。

まだ作りためている曲もあるので早めに披露出来るように頑張って行こうと思います。

DTM(録音やミックス)などの事、私もやってみたいなどの声があれば是非お声掛けください。
何か出来る事があればお手伝いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?