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【メモ】レーンって何?| FBase マガジン #15

レーンって何?

もうサッカー界には浸透している用語だと思うが、レーンって何でしょうか?

サッカーにおいてレーンというのは、ピッチを縦に分割した時のそれぞれのエリアを指す

なぜピッチを縦に分割するの?

・レーンを分割する事で選手の認知の助けになり、状況把握の助けとなる。

・ポジションを被らないようにする。

レーンは選手のポジション取りの目印に。
味方がこのレーンに立ったら、自分はここに立つよ!そしたらポジション被らないからいいよね!
また相手がこのレーンにいるから、ここのレーンに立てばフリーになる!という具合に、選手の認知の助けになる!

5レーン理論

レーンの話になったら忘れちゃいけないのが5レーン理論。

皆さんは5レーン理論をご存知だろうか?
中村憲剛さんの言葉を借りてその理論に触れてみよう。

5レーンとはその名の通り、ピッチを縦に5分割し、そのレーンごとに各選手がポジションを取るというものだ。「(4バックの場合)ディフェンスラインの隙間は5つある。そこにキレイに立つことで相手の守備のマーキングをずらす。ぴったりくっつかれている状態ではなく、全員が間に立つことで、相手ディフェンスのマークを絞らせない。(5レーンは)攻めやすくする、相手を守りにくくする。


「5レーン」とは何か?中村 憲剛が語る「5レーン」のポジショニング、動き方とは。

ピッチを縦に5分割しよう!そしてその5分割したエリアにそれぞれ並ぼう!そしたら相手のプレスがかかりにくいよ!って言うのが簡単に言う5レーン理論。

レーンが被る?被らないってなに?

そしてトライアングル(三角形)をあらゆるエリアで作り出すことも5レーン理論では大きな目的である。

ボールを奪われた時に相手を取り囲みやすく、同時にパス回しをスムーズに行うためには、3人が近づいた「小さな三角形」が必要だ。ピッチ上に小さな三角形を生み出すために、5レーン理論は重要な役割を持つ。

ポジショナルプレーの実践編。選手の認知を助ける5レーン理論

トライアングルを作ることで複数のパスコースを用意できる。またボールを奪われた際にすぐに奪い返せる(相手を囲める)陣形である。

こういった理由からボールに対してトライアングルを作ろう!そのトライアングルを常に作るために5レーンに人が立つことが重要!

しかし5レーンにただ立つだけでトライアングルは形成出来るのか想像して欲しい。

ここで出てくるのが5レーン理論における3つのルールだ。

①「1列前の選手が同じレーンに並ぶのは禁止」
「2列前の選手は同じレーンでなくてはならない」
「1列前の選手は適切な距離感を保つために隣のレーンに位置することが望ましい」

ポジショナルプレーの実践編。選手の認知を助ける5レーン理論
自然とトライアングルがいっぱい出来るよ!

5レーン理論上思わしくない配置!


レーン被ってもいい?


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