見出し画像

【FC刈谷サッカースクール】コーチのひとりごと#3

あけましておめでとうございます。

しょうぞうコーチです!

今年もひとりごとを勝手に投稿していき、皆さんの心に響けばなと勝手に思っております。

と言いつつも結構、内容を考えてしまうので、投稿頻度が遅くなっております。

今回はサッカーの試合を催す時のヒントになることを投稿させていただきます。

みなさん、サッカー大会やるってなった時にどんな形で行いますか!?

悩みますよね…特に6歳とか8歳とかの小さな子どもに対して試合やろうってなった時に、いやーどうしたものかなとなると思います。

日本のサッカー業界ではそう言った試合のピッチのサイズ、ゴールの種類、試合時間、ピッチの数などの大枠のことをオーガナイズと呼んでます。

なのでここからはオーガナイズと呼ぶのでそのことだなって思って、読んでください。

僕が考えるサッカー大会を催す時に考えて欲しいポイントは3つです。

その3つのポイントを押さえて、得られる効果は「選手がとにかくプレーできる」です。

①3vs3-5vs5、多くても6vs6で考えること
②ピッチの数を増やすこと
③ルールの遵守を強いないこと

の3つです。

説明の前にサッカー大会は成り立ってはいるけど、選手がとにかくプレーできない例をご紹介いたします。

ある晴れた日、〇〇幼稚園のサッカー大会。
待ち焦がれた生徒は100人弱。12-5チームくらいに分かれて行われます。
ピッチは1面、ゴールは少年用の正規ゴール、ピッチのサイズは約縦30m,横20m、人数は7vs7、出場できるのは6分の一回のみ。

果たして、プレーすることを待ち焦がれた100人弱の生徒たちは、全員ボールに触れることはできたでしょうか…

もうここまでにしておきます。

3つのポイントの話に戻ります。
ポイントを押さえる目的は「選手がとにかくプレーできる」です。

①3vs3-5vs5、多くても6vs6で考えること

この年代の認知的には自分とボールと時々相手(この中に目的地があると最高)くらいなので、対峙する数が多ければ多いほど、認知負荷が高すぎてプレーできなくなります。
という難しい話は置いておいて、数が少ない方がシンプルにボールに触れられそうで、スペースもあってプレーできそうじゃないですか。

②ピッチの数を増やすこと

ここを結構見落としがちなのですが、100人いてプレーさせる為に3vs3、ピッチは1つ!ってやったら自分の番来るまでにめちゃくちゃ時間かかっちゃうじゃないですか。待ち時間をなくしてプレーさせる為には、1面という固定概念を取っ払う必要があるかもしれません。ピッチが多いと見栄えもいいですし、ピッチ間の移動も結構楽しめます。
全体人数に対して、全選手が2回やって1回休むを2回できるくらいがちょうどいいのかなと思います。

③ルールの遵守を強いないこと

スローインやゴールキック等のルールをあまり厳しくしないようにしてみてください。とにかくプレーが再開されればOKって感じで。
人数を減らしているので集まりすぎることもなく、少し離れてというくらいでリスタート時のプレーのエリアが確保されていると思います。
人数を少なくして、それでもリスタート時に選手が密集しているのであれば、ピッチのサイズが狭いのかもしれません。

おまけ:ピッチサイズの参考
フルピッチ:105mx68m(約3:2)
少年用フルピッチ:68mx50m(5:3と3:2の間)
フットサル正規:40mx20m(2:1)
しょうぞうコーチおすすめ
3vs3:24mx14m(フルピッチ4分の1で安全な距離も踏まえて4面とれます)
→24-36名ほどが3回に1回休みでプレー可能になる、ゴールとゴールの距離が近いけど、幅があってボールが外に出にくい、フルピッチのラインを結構そのままピッチのラインとして使えて、設置が楽(ラインがあるところに限る)

とまあこんな感じで今回はサッカーの試合を催す時にどうすればいいのかの参考して頂ければと思います。

サッカーだ!ってワクワクしてきたのにボール触れられない、全然プレーできない、コートの中にボールがある時間が少ないなんて悲しいじゃないですか。

しかもオーガナイズと呼ばれるこの部分は子どもが決めることができない部分なので、催す側がコントロールするしかありません。

サッカーは同時にプレーでき、プレーするみんなに平等にチャンスがある

から、大会を開くという意図は大賛成です。

じゃあそのために設定した環境は果たして本当にその意図を実現するような環境なのか

ということを実施する側が考えなければいけません。

オーガナイズ、大切ですよね。

僕も人生のオーガナイズ、ちゃんと考えなきゃ。

はい。

とまあ、こんな感じで参考にして頂けたらと思います。

FC刈谷サッカースクールでは新年の無料体験を実施しております!
FC刈谷のスクールはプレーしっぱなしの1時間になるように心がけております。
初心者や始めたばかり、試合経験の少ないと感じている選手が来やすいスクールですので、お気軽に体験してください。

今年もFC刈谷サッカースクールをよろしくお願いします!

Nos venos!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?