【ドイツ語】Eiserner Steg(鉄の歩道橋)からフランクフルトを一望(ドイツひとり旅) #503
※ 音声はコチラ↓
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。
先月から新シリーズ:ドイツひとり旅が始まりました。
昨日の第502回では、レーマーベルク広場にある切妻屋根の旧市庁舎を見学しました。
1.場面説明
フランクフルトで最も有名な橋 Eiserner Steg(鉄の歩道橋)へ来てみました。橋からはフランクフルトが一望でき、素晴らしい眺めです。
中世の趣を感じさせる旧市街の建物や大聖堂と高層ビル群の対比がユニークで壮観です。川沿いの遊歩道には美術館が立ち並んでいます。
橋の欄干にたくさんの南京錠がかけられているのには驚きました。面白いな~と思って見ていると声をかけられました。
2.使えるドイツ語表現
そこで今日の表現です。まずはどのような意味か推測しながら発音しましょう。
観光客: Entschuldigung, können Sie bitte ein Foto von mir machen?
あなた: Natürlich, kein Problem.
観光客: Vielen Dank!
あなた: Sehr gerne!
3.発音のポイント
ch の発音についてです。
ch の直前が a, o, u, au の場合、その母音の口の形のまま喉の奥から強く息を吐きだします。
ach [ax]
och [ɔx]
uch [ʊx]
auch [aʊx]
という発音になります。
今日の表現に machen が出てきました。
「マッヒェン」と発音してしまう間違いが、とても多いのです。
ach [ax] の音ですから [ˈmaχən] と発音しましょう。
4.単語の説明
Entschuldigung は謝罪する時や人に呼びかける時などに使いますので、日本語の「すみません」と同じような感じで使うことができます。
natürlich は「もちろん」、kein Problem は「問題ない/いいよ」という意味です。
「すみません、私の写真を撮っていただけますか?」と言われたので、「もちろん、いいですよ。」と答えました。
Vielen Dank! などのお礼の返し表現としては、いろいろな言い方がありますが Sehr gerne! もよく使われますので覚えましょう。
5.関連情報
フランクフルトの高層ビル群はスカイラインと呼ばれていてドイツで唯一のものです。ごく狭いエリアに高さ100メートル以上のビルが40棟近く立ち並び、ドイツにある超高層ビル20棟のうち19棟がここにあります。ドイツでは特別な町だということが分かりますよね。
また、橋に南京錠をかけるのは、恋人たちが永遠の愛を誓って行う文化で、世界各地で見られます。ドイツではカラフルな南京錠がびっしりとつけられたケルンの橋が有名です。
いかがでしたか?
ひとり旅をしていると、写真を撮ってもらえないかと声をかけられることが結構あります。もちろん、自分から声をかけてもいいですよ。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!
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