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【ドイツ語】新シリーズ:ドイツひとり旅へ #483

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


昨日の第482回では、このドイツ語講座が今日から新しいスタイルになることについて説明しました。

目次は以下のとおりです。


1.場面説明(ドイツ一人旅へ)

次のような場面をイメージしてください。
あなたはドイツへの一人旅をずっと前から計画していました。
準備もしっかりして、ようやく実行に移すことができたことを喜んでいます。

とうとうフランクフルトの空港に降り立ちました。
荷物をとり、ゲートを出るとドキドキ、ワクワク、心地よい緊張と期待で胸が高鳴ります。

まずは予約したホテルへ向かいたいと思います。
長いフライトで疲れていますし、荷物もあるので、列車ではなくタクシーを使うことにしました。


2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。まずはどのような意味推測しながら発音しましょう。

Zum Hotel Schmidt, bitte.


3.発音のポイント(bitte)

bitte は「ビッテ」とカタカナ発音にならないようにしましょう。
日本語の「テ」よりも舌に力を入れる必要があります。

舌の先だけを上の歯茎の裏につけたら、強く息を出しながら、すばやく離します。
「ビッテ」ではなく [bítə] となります。

第247回で説明した内容と練習も参考にしてください。


4.単語の説明(Hotel / zu)

今日は簡単な単語しか使っていません。
Hotel中性名詞(das Hotel)
zu3格支配の前置詞です。
この表現では方向を示して「シュミットホテル」という意味になります。


5.文法の解説(前置詞と定冠詞の融合形)

zum は 前置詞 zu と 定冠詞 dem融合形です。
中性 das の3格は dem ですからね。

「その(ホテル)」というように指し示す力が強い場合 zu dem Hotel と言いますが、そうでなければ普通、融合して zum Hotel となります。

第114回で詳しく説明し練習もしていますので、参考にしてください。

6.背景知識(タクシーに乗る際)

タクシー乗り場へ行って、大きな荷物を持っていたら、運転手さんが降りてきてくれますから

Hallo!
Guten Morgen!
Guten Tag!

など、挨拶しましょう。

あとは何も言わなくても荷物をトランクへ入れてくれます。
そして運転手さんは運転席へ戻ります。

日本のタクシーのように自動でドアが開くことはありませんので、自分で開けて乗り込み、行き先を伝えましょう。


続きは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!


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