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【ドイツ事情】 一度は行きたい街 ゴスラー(Goslar)#461

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。


先週の第457回では「割れた食器は幸運をもたらす!?」というテーマでお話しました。

今日は「一度は行きたい街 ゴスラー(Goslar)」というテーマでお話します。

ゴスラー は私の大好きな街のひとつです。

ドイツのニーダーザクセン州にある都市で、ハノーファー中央駅から直通の快速電車に乗って1時間半ほどで着きます。

私がハノーファー大学にいた時、指導教授と研究室のメンバーで「休日にどこか一緒に行こう」という話になり、訪れた思い出の街でもあります。


私が一番魅了されたのは、ゴスラー街の色合いです。

それまで訪れたドイツの街はどこも赤レンガの建物が多くて暖色系の色彩が好きだったのですが、ゴスラーは全く違っていたので最初は驚きました。

ゴスラーの街はグレーのレンガの民家が建ち並び、ごく限られた寒色系の色彩でまとまっているのです。

それが私には何とも新鮮で、そしてとてもシックに感じられました。

そんな街を歩いていると、心がやすらぎ、落ち着いてきます。
モノトーンの世界に迷い込んだような不思議な気持ちにもなったものです。

ゴスラーの街
出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC

さらに、どこか懐かしさを覚えました。「グレーの建物に見覚えがあるような」と思ったら地元神戸の北野異人館街にある「うろこの家」と同じでした。
「うろこの家」のオリジナルだったのです。

うろこの家
出典:https://f.hatena.ne.jp/crin/20070204112747


皆さんにも是非、ゴスラーに一度は行っていただければと思います。
できればドイツの他のいろんな街を見たあとでゴスラーを訪れていただくと、よりその魅力が感じられます。


それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!

#この街がすき

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