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【ドイツ語発音】/t/ の省略 #229

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。

第212回から228回まで「規則動詞」「不規則動詞」「話法の助動詞」の過去形について練習してきました。
(過去形の解説をマガジンにまとめたものはコチラ↓)

初級文法もだいぶ進んできましたし、例文も増えてきましたので、久しぶりに発音に関する解説をしたいと思います。

基本的な発音、アクセントについては第2回から12回までと、数字のところの第17回から23回で解説しました。

(発音、アクセントの解説をマガジンにまとめたものはコチラ↓)

(数字と発音の解説をマガジンにまとめたものはコチラ↓)


語学教材や教室での先生は、ゆっくり、はっきり発音することが多いですよね。
その場合、「母音」「子音」など一つ一つの音に分かれますが、自然な会話では音が省略されたり融合し合うことがあります。

今日は /t/ の省略について解説します。

実は、連続する子音中の t は発音されません
(発音は音声をお聞きください↑)

たとえば
「~だとよいが」という意味の hoffentlich 
「やっと、ついに」という意味の endlich
「宴会場」という意味の Festsaal
「秋の日々」という意味の Herbsttage
のように/t/ が発音されません。


文の場合も、たとえば

Sind Sie Herr Müller?

Hast du Zeit?

のように/t/ が発音されません。


それでは、これまで出てきた例文を使って練習してみましょう!
繰り返して言ってみてくださいね。

Warum musst du Deutsch lernen?

Warst du gestern zu Hause?

Solltest du Arzt werden?

Wann musstest du Deutsch lernen?

Konntest du gestern Tennis spielen?


いかがでしたか?
自分で発音できると、聞き取ることもできるようになりますよ。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!



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