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※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています．

唐突ですが「ファイトーー!イッパーーツ!」といえば，「リポビタン・デー（リポビタンＤ）」ですよね．おなじみの大正製薬のCMです．

どうして「ディー」ではなく「デー」なのかと思ったことはありませんか？

これは実はドイツ語だったのです．公式ツイッターで説明されています．

「D」は開発番号に由来するものらしいですね．
この講座の第3回「誰でも知ってる医学用語のドイツ語」でお話したとおり，医学分野ではドイツ語が使われることが多かったですからね．

さあ，そこで今日からドイツ語のアルファベットを練習していきましょう．
この D もそうですが，日本人にとっては英語よりずっと発音しやすいですよ．

ドイツ語には，英語と同じ26文字のアルファベットがあるのですが，それに加えて4種類の特殊文字もあります．

順番に説明していきますね．
まず今日は A B C D E F G まで練習しましょう．

A は，昨日説明したとおり日本語の「アー」とほぼ同じ音ですが，口を縦に大きめに開けて舌は下げたままにするのがポイントでしたよね．

あと F 以外の B C D E G は，昨日説明した母音 E のグループです．

まず，昨日練習した E は，日本語の「エー」より唇を横に引いて発音するんでしたよね．

この E の前に [b]という音が入っているのが B です．
つまり，日本語の「ベー」よりもう少し唇を横に引くだけです．

 E の前に日本語の「ツ」を入れると C です．
「ツゥ」と母音「ゥ」が入らないようにして，唇を横に引きましょう．

そして，きましたリポビタンD の D．これも，日本語の「デー」より唇を横に引くだけです．

G も日本語の「ゲー」より，唇を横に引いて発音しましょう．

あとは F ですね．
「エフ」の「エ」は，日本語の「エ」とほぼ同じですが，少し開き気味に発音します．
「フ」は日本語の「フ」とは違って，下唇に軽く前歯をあてて息を出しましょう．

それでは，最後にまとめて発音しておきましょう．
A    B    C    D    E    F    G

英語と違って，それこそ「一発」で発音できてしまいますよね．

それでは，また明日．
Bis morgen.
Tschüs!