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【ドイツ語】食欲そそるベーコン、ハム、ソーセージ(ドイツひとり旅) #499

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


今月から新シリーズ:ドイツひとり旅が始まりました。

昨日の第498回では、朝食ビュッフェのパン類をチェックしました。 


1.場面説明

香ばしい匂いが漂ってきました。ベーコンや、いろんな種類のソーセージがあり、とても食欲をそそります。ハムも10種類以上きれいに並べられています。

2.ベーコン、ソーセージ、ハム類の名前

そこで覚えておきたいベーコン、ソーセージ、ハム類の名前です。
まずはどのようなものか推測しながら発音しましょう。

gebratener Speck

Bratwurst
Mettwurst
Fleischwurst
Frankfurter Würstchen

Rohschinken
Kochschinken
Geflügelschinken
Putenschinken

3.発音のポイント

昨日 r の発音 /r/ の練習方法をお伝えしました。
このガラガラうがいの時に出るような音になるのは、後ろに母音が続く場合だけです。
つまり r の後ろに子音が続く場合や r で終わっている場合は、日本語の[ア]を弱めたような音になります。

たとえば Bratwurst なら、 r がふたつ入っています。ひとつ目の r後ろに母音が続いていますので /r/ の音になり /ra:/ と発音しますが、ふたつ目の r 後ろに母音がありませんから[ア]を弱めたような音になり Wuァst と発音します。

4.単語の説明

gebratener Speck は直訳すると焼かれたベーコンという意味です。

(die) Wurst ソーセージのことです。

Bratwurst は脂肪分の少ない豚ひき肉を表す「Brät」が語源となっています。焼いて食べるソーセージです。

Mettwurst は脂肪分を含まない豚ひき肉「Mett」を使用した生ソーセージで、サラミに似ています。

Fleischwurst は細かくひいた肉片と脂身に様々なスパイスを混ぜ込んだ調理済みソーセージです。

Frankfurter Würstchen は長さ15~20㎝の細長いソーセージです。お湯で温めるタイプで、噛むとパリッと皮が弾けるのが特徴です。
日本人に一番馴染み深いソーセージですね。

(der) Schinken ハムのことです。

roh は「生の」という意味ですから Rohschinken は生ハムになります。

それに対して「調理ハム」は Kochschinken と呼ばれます。一般的なハムです。

Geflügelschinken は鶏肉から作られたハムで、Putenschinken は七面鳥から作られたハムです。


いかがでしたか?
ソーセージも約1500種類あると言われています。地域に根付いた品種が数多くありますので、その土地土地で味わいたいものです。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!


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