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【ドイツ語】タクシーでホテルへ(ドイツひとり旅) #484

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


昨日の第483回から新シリーズが始まりました。
ドイツひとり旅の幕開けです!


1.場面説明(タクシーでホテルへ)

フランクフルト空港に降り立ったあなたは、予約したホテルへ向かうためタクシーに乗り込みました。
運転手さんにホテルの名前を伝えると、何も言わずに発車する様子です。
ちゃんと分かってもらえているのか、ちょっと心配になってきました。

2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。まずはどのような意味推測しながら発音しましょう。

Hier ist die Adresse.

意味を推測する練習も大事です。

3.発音のポイント(/t/ の省略)

語学教材や教室での先生は、ゆっくり、はっきり発音することが多く、その場合「母音」「子音」など一つ一つの音に分かれます。
しかし、自然な会話では音が省略されたり融合したりすることがあります。

/t/ の省略も、そのひとつです。

実は、連続する子音中の t は発音されません

たとえば 「宴会場」はドイツ語で Festsaal ではなく Fes/t/saal のように /t/ は発音されません。

単語だけではなく文の場合も、ゆっくり言えば
Hier ist die Adresse.
ですが、自然な速さの会話では
Hier ist die Adresse.

のように は発音されません。
ist die ではなく is die となるのです。

自分で発音できると、ネイティブが自然な速さで言った文も聞き取ることができるようになりますよ。

4.単語の説明

hier は「ここ、こちら」という意味の副詞で、
Adresse は「住所」という意味の女性名詞です。
Hier ist die Adresse. は「こちらが住所です」という意味になります。

5.関連情報(行き先を伝える際)

街にひとつしかない有名なホテルなら、ホテル名を伝えるだけでいいかもしれません。
しかし、似たような名前のホテルが他にもある場合、住所も伝えたほうが安心です。
運転手さんが違うホテルと勘違いすることもありますからね。
住所はスマホで見せてもいいのですが、ドイツに到着してすぐには使えない時に備えて、紙に書いたものや印刷したものを用意しておくといいですよ。


いかがでしたか?
感想を教えていただけると嬉しいです。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!


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