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【特別編】スペインサッカーカンファレンス(本編)~Vol.2~

このnoteでは以下のセッションについての感想をupします!
第二部「パネルディスカッション 〜スペイン育成の最前線〜」
戸田和幸さん×坪井健太郎さん

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「言葉の引き出しが多く、見ている・聞いている人を魅了する不思議な魅力がある人」

戸田さんの解説を聞くのが今回が初でした。自分の出身高校のOBでもある戸田さん。高校時代に開催された日韓W杯では森岡隆三さんと共に選出され、とても誇らしかったです。

現役時代はボール奪取に定評がある選手。前述のW杯では髪を赤に染めていた事もあり怖そうなイメージがありました。ただイメージはやはりイメージであり実際の戸田さんは物腰が柔らかく、知的好奇心にあふれている方だと感じました。とても魅力的な方です。

前置きはここまで、カンファレンスの内容に移ります。
内容は以下の通り。
①戸田さん×小澤さんのスペイン育成視察
※この内容はサッカークリニックに詳細が記載されているのでご興味ある方は是非。

②慶應義塾ソッカー部Cチームのコーチをして気付いた事。
※この戸田さんのインタビュー記事面白いので是非ご一読を!

③CEエウロパA(坪井さんが在籍しているチーム) vs FCバルセロナBの解説
④日本代表 vs ウクライナ代表の解説
⑤スペイン代表 vs ドイツ代表の解説
大まかに分けると上記のような内容だったと思われます。

今回は「②慶應義塾ソッカー部Cチームのコーチをして気付いた事」とについて
Pick upします。

「何も無いところから閃き(0⇨1)は生まれない」

浪人生時代に読んだ茂木健一郎さんの新書を読んで改めて気付かされた事です。

その当時(2006年)はロナウジーニョの全盛期で誰も予測出来ない彼のプレーに魅了されていました。どうしたらあの様なプレーが出来るのかと考えている時にこの本に出会いました。
よく0⇨1を生みだせるのは才能だと言う人もいるかもしれませんが、私はそう思いません。1は0から突然発生的に生まれるのではなく実は細かい0.00000〜1の積み重ねで生まれるものだと考えているからです。
0.0000〜1は何かというと試行回数です。小さい頃からストリートで何千、何万回とロナウジーニョはトライしてきたから、プロになっても平然とトライ出来たと考えます。

何故この話をしたかというと慶應のCチームの選手が戸田さんの求める動きをなかなか表現する事が出来ないという話が出たからです。
慶應はスポーツ推薦が無く、選手は学力で突破してきた優秀な学生です。
そんな頭の中が整理されている彼らでも戸田さんが求める動きをすぐには出来ないのです。それはそのレベルのトライを今までにしてきていなかった事・求められていなかった事が関係していると考えています。

戸田さんの丁寧な指導と選手たちの自力もあり、今ではだいぶ対応できるようになってきたそうです。小さい頃からの良質な積み重ねが如何に大事かを再確認できました。

他の項目に関してはカンファレンスの内容が発売される予定なのでそちらを購入してCheckして見て下さい!
詳細は小澤さんのtwitterなどから発信される予定です。

戸田さんのインタビュー記事にも記載されている言語化にについて別のnoteに投稿しておりますでのご興味ある方はご一読を!

次回は残りの三・四部についてupします!

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