見出し画像

三島由紀夫(1925.1.14-1970.11.25)「鶴田浩二論 『総長賭博』と『飛車角と吉良常』のなかの」  永田和宏(1947.5.12- )「あなたと出会って、それから…… 河野裕子との青春 第12回 わが愛の栖(すみか)といえば」『波』2020年12月号  日記 2021年5月9日 山崎まどか(1970- ) 母と少女マンガのこと 他

日記
2021年5月9日
午前0時35分起床 室温22.5度 湿度53%

福岡県糸島市天気・最低最高気温予報
本日5月9日午前8時 晴れ 17.7度 最高気温 午後3時 22.2度
明日5月10日午前5時 晴れ 12.4度 最高気温 午前11時 23.4度
https://tenki.jp/forecast/9/43/8210/40230/1hour.html

https://note.com/romanticaugogo/n/n084bc0f8f805
山崎まどか 母と少女マンガのこと
我が家には、私の母と大島弓子さんが
一緒に写っているモノクロ写真がある。 … 
私が物心ついた頃には、「花の24年組」の
大抵のマンガが我が家にあった。
特に萩尾望都と大島弓子への思い入れは強く、
単行本はほぼ全巻揃っていた。
山岸涼子も倉多江美も樹村みのりも森脇真末味も、
私は母から教わった。

https://twitter.com/romanticaugogo/status/1390841422949937153
山崎まどか @romanticaugogo 2021年5月8日 午前10:30
今日、リアルサウンドで
「一度きりの大泉の話」のブックレビューが公開になるので、
本文では書けなかった、
母と少女マンガについての思い出話をnoteに掲載しました。

https://note.com/romanticaugogo/n/n084bc0f8f805

https://realsound.jp/book/2021/05/post-756027.html
山崎まどかの『一度きりの大泉の話』評
萩尾望都が竹宮惠子に向けていた眼差しとその痛み

https://ja.wikipedia.org/wiki/山崎まどか
1970年東京都生まれ


サンキュ!
https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=96936
鶏もも肉レタス炒め にんにくチーズこしょう味

https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=96935
鶏胸肉しめじ炒め

https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=28606
きゅうりレシピ50

https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=96837
生ハム レシピ10

https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=78430
イタリアン パスタ・メイン・おつまみ レシピ30

https://toyokeizai.net/articles/-/422781
家庭の鶏肉「ジューシーに焼き上げる」簡単ワザ
「強火」と「弱火」で仕上がりを比較してみた


『波』2020年12月号

https://www.amazon.co.jp/dp/B08NF1QSK6

『波』
2020年12月号
新潮社 2020年11月27日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B08NF1QSK6
https://www.shinchosha.co.jp/nami/backnumber/20201127/

三島由紀夫(1925.1.14-1970.11.25)
「鶴田浩二論
 『総長賭博』と『飛車角と吉良常』のなかの」p.61-63
「このエッセイを境に「やくざ映画」は市民権を得た。
映画史に残る好論再録!」

初出
『映画芸術』
1969年3月 原文旧かなづかい
『蘭陵王 三島由紀夫 1967.1-1970.11』
新潮社 1971.5
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J94KLC
『決定版 三島由紀夫全集 35 評論10』
新潮社 2003.10
https://www.amazon.co.jp/dp/4106425750

「東大安田城攻防戦のテレビを見ていて、
これを見守っている教授たちの顔に、
私は何ともいえない「愚かさ」を感じた。
それは到底知的選良の顔といえる代物ではなかった。
人間はいくら知識を積んでも、いくら頭がよくても、
これほどに「愚かさ」を顔に露呈し、
しかもその「愚かさ」にはみじんも美がないということに、
私はむしろおどろいた。

鶴田[浩二 1924.12.6-1987.6.16]の示す思いつめた「愚かさ」には、
この逆なもの、すなわち、人間の情念の純粋度が、或る澄明な
「知的な」思慮深さに結晶する姿が見られる。
考えれば考えるほど殺人にしか到達しない思考が、
人間の顔をもっとも美しく知的にするということは、
おどろくべきことである。

一方、考えれば考えるほど
「人間性と生命の尊厳」にしか到達しない思考が、
人間の顔をもっとも醜く愚かにするということは、
さらにおどろくべきことである。」p.63

https://www.amazon.co.jp/dp/B000J94KLC
https://www.amazon.co.jp/dp/4106425750


明治大学文学部学生の頃(1973-77)、
映画館で「やくざ映画(着流し任侠映画~実録路線)を
たくさん観ていた1955年1月生まれの私は、
1974年6月26日に銀座並木座で

『博奕打ち 総長賭博』1968
監督 山下耕作
脚本 笠原和夫
https://www.allcinema.net/cinema/142322

を観た時に、
三島由紀夫がこの作品を絶賛していたと知っていましたけど、
この文章を読んではいませんでした。
こんな文章を、小川徹(1923.2.25-1991.2.10)に依頼されて、
書いていたんだなぁ。

1974年6月26日の銀座並木座へはラジカセを持って行って、
『総長賭博』を録音しました。
鶴田浩二・若山富三郎・藤純子の声を、
カセットテープで何度も何度も聴いたことを憶えています。

読書メーター
映画の本棚
登録冊数184冊
著者名五十音順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091199

『波』2020年12月号
永田和宏(1947.5.12- )
「あなたと出会って、それから……
 河野裕子との青春 第12回
 わが愛の栖(すみか)といえば」p.36-44
「この連載を始めたのは、河野裕子の日記を発見し、
そのあまりの一途さをなんとか残したいと
思ったことによるとは、以前にも書いたはずである。
しかし、こうして書きながら、ごく最近発見したのは、
なんと私自身の日記だったのである。
河野の日記に隠れるようにして、仕舞い込まれていた。
これには驚愕した。日記をつけていたなどということさえ、
完全に忘れてしまっていた。
私のものは薄い二冊の大学ノートで、横書き。
昭和43年と翌年の二年分である。
河野の日記と一緒に出てきたということは、
生前の河野が読んだ可能性もあるのだろうか。
冷や汗ものである。
河野の日記を書き写すのと同じような気分で、
自分の若い、幼い文章を公開するのには耐えられないが、
河野の日記だけを読んでいたのではわからなかった部分が、
私の日記を併せて読むことでわかったこともあり、
少しだけ紹介をしておきたい。」p.40

「あの胸が岬のように遠かった。畜生! いつまでおれの少年
 わが愛の栖といえばかたき胸に耳あてており いま海進期
 永田和宏『メビウスの地平』[茱萸叢書 1975.12 第一歌集
『幻想派』4号 1969年4月

 ブラウスの中まで明かるき初夏の日にけぶれるごときわが乳房あり
 夕闇の桜花の記憶と重なりて初めて聴きし日の君が血の音
 河野裕子『森のやうに獣のやうに』[青磁社 1972.5 第一歌集
 『短歌』角川書店 1969年6月」

永田和宏さん(1947.5.12- )
 当時、京都大学理学部学生
河野裕子さん(1946.7.24-2010.8.12)
 京都女子大学文学部国文科学生

「わが愛の栖といえばかたき胸に耳あてており いま海進期
『幻想派』4号 1969年4月
永田和宏『メビウスの地平』[茱萸叢書 1975.12 第一歌集]

夕闇の桜花の記憶と重なりて初めて聴きし日の君が血の音
『短歌』角川書店 1969年6月
河野裕子『森のやうに獣のやうに』[青磁社 1972.5 第一歌集]

読書メーター
永田和宏の本棚 登録冊数7冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11610900

https://note.com/fe1955/n/n34d98221cddf


『波』2020年12月号
阿川佐和子(1953.11.1- )
「やっぱり残るは食欲
 第39回 酒の肴」p.2-5

ジェーン・スー(1973.5.10- )
「マイ・フェア・ダディ!
 介護未満の父に娘ができること 3
 父の「できること/できないこと」p.20-23

向田和子(1938- )
「姉と「ままや」と川野さん
 作家と編集者の特別な関係が終わってからの歳月」p.82-85
川野黎子 2020年10月4日死去、享年89。元『小説新潮』編集長

内田樹(1950.9.30- )
「カミュ論 Qui etes-vous, Albert Camus? 第4回
 日本人はどうしてアルベール・カミュが好きなんだろう(4)」p.86-89

川本三郎(1944.7.15- )
「荷風の昭和 第31回
 吉原出遊」p.108-117

以上、図書館返却期限ぎりぎりで読みました。
覚書(メモ)を書く時間がありませんでした。
書きとめておきたかった文章が色々あったんですけど。

川野黎子「池波正太郎さんの世界」
『波』2002年5月号
https://www.shinchosha.co.jp/book/602088

読書メーター 
波の本棚(登録冊数10冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11607831

https://note.com/fe1955/n/n1b26a8937104
川本三郎(1944.7.15- )
『映画のメリーゴーラウンド』
文藝春秋 2021年4月刊
320ページ
『ロング・グッドバイ』1973
脚本 リー・ブラケット
Leigh Brackett (1915.12.7-1978.3.18)


https://note.com/fe1955/n/n7f7a01861383

https://note.com/fe1955/n/nc4dbaafc05b1

https://note.com/fe1955/n/n6cc0a819ea9a

https://note.com/fe1955/n/n24191b2da921

https://note.com/fe1955/n/n8dde00c960d9

https://note.com/fe1955/n/n3fb56af879c7

https://note.com/fe1955/n/n88bf8d485333

https://note.com/fe1955/n/ne22ac363ec78


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?