考えるとはどういうことか?

「自分は考えることができているのか」

ふとそんなことを考える時がある。というのも、今の自分はどうも他の人の発言を焼き直して人に伝えているようにしか感じられなくて、自分の意見を言っている感じがまるでないのが心配を増幅させている。

日々見ている本や記事の中で見つけたことを自分の中に取り込んで、それをタイミングを合わせてどこかの違うタイミングで披露する。あたかも、自分が全てを考えたかのように。

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宮古島と三島由紀夫《後編》

宮古島の大自然に触れて、東京に帰った。
ビル、人工物、コンクリート、埋め立て、ネオン、広告、つり革、満員電車、溢れかえる人、駅のホーム、街に流れる聞きたくもない流しっぱなしのJーPOP
誰もが違和感を抱かずこのコンクリートジャングルを生きている。

姫路の田舎生まれの自分からすると、そもそもこの東京という土地の“胡散臭さ”は常に感じていた。
しかし、満員電車に揺られる日々や、混雑する駅のホームで

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河野太郎外務大臣の英語が好き。

河野太郎外務大臣SNS

こちらは河野太郎外務大臣の公式アカウントです。

そして英語バージョンも。どちらも公式です。

そしてYouTubeからも動画をいくつか。

ネイティブっぽさもない、日本語訛りだけど流暢

河野太郎外務大臣のお父様は元衆議院議長の河野洋平氏。華麗な政界のサラブレッドですが、世間の好感度は高い。ワシントンD.C.のジョージタウン大学で比較政治学を専攻され卒業されています。そ

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三島由紀夫について思うこと

自分は三島の読者だけど、彼は生まれついての芸術家だったにもかかわらず、最後は活動家、侍として生涯を終わらせてしまった残念な人だと思う。彼は自分の思想に拘泥するあまりに国際政治や社会全体を観察する冷静さを見失ってしまった。もし彼にもっと批判的知性があるならあのような先鋭的な死に方を選ぶ必要がなかったと思う。彼は芸術の限界を悟って、行動に出たのかもしれないが決してペンで戦おうとはしなかった。

憲法9条と三島由紀夫

憲法改正に関して、世論はどのように思っているのか?今までそこまで真剣に考えたことがなかったが、ちょっとしたきっかけで調べてみた。 あるメディアによれば憲法に関して「世論の6割は何らかの改正が必要」だと考えているらしい。安倍内閣も憲法改正が公約ではあるが、その内閣が出した草案では、「9条は現状維持として、自衛隊に関する条項を追記する」というものであった。 しかし、私たちはそもそも**『憲法改正の目的

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あなたは「生活」をしているか?

その実悦子が怖がっているのは都会ではなくて、ただ単に生活そのものではなかったであろうか?
(愛の渇きー三島由紀夫, 1950)

「生活」というものを意識したことがない。
生活とは何か。
朝起きて、朝ごはんを食べて、着替えて、歯を磨いて、電車に乗って、どこかに行って、何かをして、家に帰って、食べて、テレビ見て、お風呂はいって、寝ること。

なんというか、生活というのは空気と同じで、あるとかないとか

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短評:三島由紀夫作品の成功した映画化のひとつ 〜 「肉体の学校」木下亮 監督、1965年

シネマヴェーラ 「肉体の学校」木下亮 監督、1965年。三島由紀夫の小説を映画化した作品である。

活字を使ったスタイリッシュな字幕。市川崑 作品やATGの映画に同系統の演出が多い。60年代風のモダン調と言えようか。

原作は未読であるが、ほぼ忠実に映画化されているようだ。

下層階級からのし上がってゆこうとするバイタリティあふれる若者=人間的な英雄と、元華族のアラフォー女=天上の女神との関係。英

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『戦後的思考 』加藤 典洋 (著)を読んで。こんな闘志にあふれた本は読んだことがない。

『戦後的思考 』(講談社文芸文庫) 文庫 – 2016/11/11
加藤 典洋 (著)

Amazon内容紹介
「1995年、戦後50年目に発表された「敗戦後論」は、単行本刊行後、百を越える批判を左右両翼から浴びた。本書はその反響の醒めぬなか、それらを正面から受け止め、「批判者たちの『息の根』をとめるつもり」で書き始められた。「戦後的思考」とは何か。戦前と戦後はなぜ「つながらない」のか? 今こそ我

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印象に残っている言葉たち

初めまして。

私が生きてきて、何となく印象に残っている言葉と人物を紹介します(※うろ覚えです)。ジャンルごちゃまぜです。順番に意味はないです。

①「ヒステリックに暴れる女の子を収めるには、自分がもっとヒステリックに暴れる」(芸人・チュートリアル徳井義実)

②「本の作者なんてみんな自分だけが絶対正しいと思って書いてるんだから、嫌な人間ですよ」(東進講師・林修)

③「わからない、というのが答え

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