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元サイコパスのオタクが考える「良心、善行、霊徳」

霊徳を積むという言葉があります。

わたしはサイコパスだったので、そんなことをする意味が分かりませんでした。(笑)

「良心はないのか!」と怒られても、「ないけど??」という感じでした。

今回は、そんなサイコパスが善の意味を知るまでの過程を書いてみたいと思います。


自分用のメモもかねているので、初っ端からいろいろと端折りまくりますが。

そもそも死ぬのは怖いんだ、という事実を受け入れることから始まりまして。

そこから、

「動いている自分」の観察をすると、なんだかとても満たされる

ということに気が付きました。

自分の身に起こることを受け入れていく。

自分のことなのに、一瞬先に何をしているか予測できないということを知る。

ちなみにそれまでは、自分自身を観察対象にしたことなどありませんでした。

呼吸法など知識としては知っていましたが、実践してもうまくいきませんでした。むしろ苦しくなりましたw 呼吸が自分の観察だということを知らなかったからです。


「動いている自分」=「生き物としての自分」を観察してみると、自分だと思っていた存在が自分ではなかったことを知ります。

「生き物としての自分」は、ひらひら舞う蝶や、走り回る子供、浮かんでいる雲と同じように、ただたまたまそこに配置されていました

そして、蝶や子供や雲を愛しいと思うのと同様に、自分のことを愛しいと思いました。

・・・逆かもしれません。自分のことを「ただの生き物」として愛したことで、自分以外のあらゆる存在を自分と同じように愛せるようになった。とも言えます。

全ては同時なので、これ以上説明のしようがないですね。

そうして自他の区別がなくなっていきました。

そうすると、自分だけを愛するというサイコパスの気質は失われます。

自他の区別がないので、愛することはすべて同じだからです。人のよろこびが自分のよろこびになりました。


ところで、「エントロピーは増大する」という命題がありますよね。

魂はエントロピーだ

と私は思っています。魂は宇宙の一部です。

愛とよろこびを増やし続けるもの。生き死にに関係なく、永遠に増大していくものです。

万物をありのまま受け入れる心、「そのままで美しい」と包む愛は、すべての神の粒に宿っています。海、山、動植物。オールOK!

しかし、人間は「(全部OKだけど)自分はこれが良いと思う」という、陰陽分かつ能力を持っています。

これこそが良心の原点だと思っています。

*(全部OKだけど)のところがないと、ただのエゴになります。

自他の区別なくよろこびをもとに行動することが、善行。キャンドルに火を分けていくイメージです。よろこびを増やすよろこび。

それこそが「人間」ではないかな、と考えます。ただ、人間以外になったことないので、人間以外も普通に良心持っているかもしれませんが。


生きることは創造すること、という話はこちらに書きました。

創造はすなわち、よろこびを増やすことだと思っています。

生きているだけで振動していて、影響を与えている。世界を作っている。


さて。ちょっと抽象的なので、めちゃめちゃ世俗的な話をしましょう。

こんな話をしているところで突然オタクな話をするのもアレなんですが、わたしの推しはミュージシャンです。(温度差。。)

彼は、自分がありたいようにある人です。ありたいようにあることで、勝手に人が魅力を感じます。鳥のさえずりに人が耳を傾けるのに似ているかもしれません。

鳥のさえずりと違うのは、彼が「よろこびを増やすよろこび」を知っているところです。(実は鳥もそうかもしれませんけど…わかりません。)

自分が演奏し歌うことで、人を楽しませる。そのことが自分のやりたいことである。そんな感じがすべてのパフォーマンスから伝わってきます。

どこまでも振動を伝えていくような、よろこびを与える人は、とても輝いています。自他をよろこばせる波動の人。

わたしもそんな風にありたいと思っています。ありたいようにあることで、自分も人も勝手に幸せになるような。

本物のヒーラーって、手かざしとか大それたことしなくても、存在しているだけで人を癒せるんじゃないかと思っています。そういう意味で、推しは私にとってヒーラーです。

ただの推し語りになってますねww 失礼いたしました。


そういうわけで・・・型にはまったいわゆる「善行」でなくても、実は同じことなんだなあと思います。

世界によろこびを増やすこと。魂というエントロピーを増大させること。

今までいわゆる「善行」に違和感があったのは、「天国に行くために善行をしよう!」みたいな考え方が原因だという気がします。巷に溢れていますね・・・。「善行とはこういうもの」「天国に行けないのは恐怖」「天国でないここはダメ」というような・・・。ルールが多い。拒絶が多い。

そうではなくて、ただ自分がやりたいからやる、という人が素敵ですね。

いろいろ詰め込んだら長くなってまとまらなくなってしまいましたので、ここまでにします。

読んでくださってありがとうございます^^


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