見出し画像

備えあれば・・・

予想通りの展開

勤務先で翻訳や翻訳チェックの業務を担当することが多かったが、一番大きいプロジェクト内の翻訳業務が、顧客方針でかなり減ることが今日わかった。じつは昨年、この顧客が、翻訳業務をAIなどを使って対応することに熱心、ということを社外の情報源から知っていたので、ああ、やっぱり来たな、という心境だった。

また、3か月ほど前に、英語学習のコーチングをやっている知り合いのアドバイスをいただく機会があった。本業・副業ともに治験関連の翻訳関連の仕事が多かったたが、AI翻訳の登場や、昨年の「ChatGPTショック」により、治験関連といえども翻訳はこれから伸びないことが察せられたので、英語学習をどうしようか相談してみたのだ。すると、年齢的に、もしかすると逃げ切りも厳しいので、全力でリスキリングを考えた方がよい、という答えだった。うっすら感じていたことを裏付けていただいたので、職場の上司にも、守備範囲以外と思われるような内容の社外研修でも領域を広げたいので、と志願したり、翻訳業務にさいていた時間を置き換えようと自分なりに活動した。さらに、統計検定3級にも合格して、データサイエンティスト養成講座にも申し込んで、方向転換しているところ。

ギリギリ間に合ったのかどうか、いましばらくの頑張りにかかっているのかと思う。養成講座に申し込んでいなかったら、もっとショックだったかもしれない。

方向転換すべきとき

過去にも3回ほど節目があって、このままでは明るい未来はない、と危機感を覚えて方向転換をしてきたのだが、いずれも正解だった。受講料の70%を国が支給してくれるなんて、チャンスに他ならないので、難易度は高いけれど、渡りに船、という状況ではある。方向転換が成功するまでに試練は多々あると思われるけれど、一点突破できるようにリソースを投入するのみ。

課題図書の抜き書き

自分が目的地に向かっていることを知っていれば、少々到着が遅れても気に ならない。遅れを遅れとして認識し、それと積極的に向き合えば、問題は一気に解消するものなのだ。

ナポレオン・ヒル. 私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと (Kindle の位置No.612). KIKOSHOBO. Kindle 版.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?