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【毒白】久々の逆マウンティング攻撃。黒い感情をnoteの壺に吐いてみる。

久しぶりに天敵Fママにやられた。
根っから気にしぃな私は、なるべく視界に入らぬようF家の前を通るのを避け、学校行事でもなるべく会わずに済むよう工夫をしていた。

だが、いかんせん娘同士が同じ部活なので年に数度の接触は避けられず、会えば必ず先手で毒矢を放ってくる。
園時代よりかれこれ10年、私は彼女にやられっ放しなのだ。(そしてそのたび毒白している)

今回の攻撃も毎度おなじみのやつだった。
季節柄、成績がどうとか三者面談で何を言われたかというアレだ。

その歴史は過去記事を読んでいただければと思うが、端的に言うとFママは園時代から下に見てきた私たち親子に、何か一つでも負けるのが許せないらしい。
早熟タイプで、園時代は女王様だったFちゃんが凡庸(というか他の子たちの成長が追いついただけ)になるにつれ、彼女の負の感情はトラと親の私に向けられた。

私のほうは競争などした覚えはない。
だが今思えば、下手したて に出続けてきたのがまずかったのかもしれない。

ともあれ彼女には何を言おうと否定されるので、今回も私は自慢も卑下もせず「どうだったかなぁ」とお茶を濁した。

ところが彼女は、

「トラちゃんはうちと違って優秀だからね。」
「さすができるウチは違うねー!」

と、”劣等自慢”プラス”褒め殺し”の併せワザで私をけしかけてきた。
自分を下げ相手を褒め善人を装いつつ実は攻撃するという、いわゆる逆マウンティングである。
(ちなみに子の成績は双方同じぐらい。それがますます彼女の競争心を煽るのだろう。)

その逆マウンティングは、彼女の内なるコンプレックスの現れだというのは頭ではわかっている。
極度に負けず嫌いな彼女は、へり下りも1番じゃなきゃ気が済まないのだ。
そんなのほっとけって話だが、ひと晩寝ても黒い感情が収まらないのは、私と彼女が似た者同士だから。
つまり同族嫌悪なのだ。

彼女のほうも私に同じニオイを感じ取っているようで、私をひるませる最適な一撃を繰り出す頭の良さがある。
これは私の持論だが、逆マウンティングや嫌味はそこそこの知恵や共感力があるからこそできることだろう。

私は、彼女が逆マウンティングをすればするほど彼女の卑屈な心が透けて見えるのがしんどい。
彼女は私に見透かされていると知りながら攻撃しているからだ。
もし私が彼女の立場なら、プライドにかけて自分の卑屈さを敵に知られたくないと思うが、マッチョな彼女は攻撃性が理性に勝ってしまうのだろう。

私のひるむ感情をも読んだ上で、それを毒として矢に塗る彼女の闇は深い。
そんな賢しい彼女の、私(とトラ)に対する感情を思うとゾッとする。


さてそんな折、ふとマガジンに登録させていただいた記事を思い出し読み返してみた。

本当に頭がいい人は邪気が無いものだ、という西田親生さんのこの記事にはたびたび救われ、また戒められてきた。

Fママの逆マウンティング攻撃も、それにまんまとひるむ私も頭があまり良いとは言えない凡人。
しかし同じ凡人でも、せめて彼女の前では邪気のないフリを貫こうと、自戒を込めてここに記す私なのである。

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