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素敵な卒業式でした!ありがとうエヴァンゲリオン!

エヴァが終わるなんて

サクラダファミリア的な、永遠に完成しないものだと思ってたエヴァが終わってしまった。
しかも、こんなに清々しい気持ちで最後を迎えられるなんて、欠片も想像してなかったです。

他人でありながら、みんな同志に思えた

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」月曜から公開されたもんだから、会社行く前の、朝7時台の回で観ましたw
しかも前の晩、ドキドキして全然眠れなかった…子供か(笑)

開始時間から10分くらいは予告やCMだし、普通は人の動きがあるんですけど、私の視界で見える限りでは、その段階で全員着席していたし、無音というよりも静寂…?
なんだろう…映画館で感じたことのない緊張感が漂っていた。
だからその時観た予告のことは全く覚えてない。

多分みんな、ずっとこの日を待っていて、でもこの日が来てほしくないと思ってる人もきっといて、色んな想いを胸に「映画を観る」のではなく「庵野さんの出した答えを受け止める(もしくは挑む)」べく、ここに座っているような気がした。

こんな早朝の回が2日前に完売なんて、まあ、ガチファンしかいないですよね(笑)

観終わって、客電が点いても誰も微動だにしなくて、小さな鼻をすするような音が聞こえるだけで(私もだけどw)やっぱり静かだった。でももうあの緊張感はなくなっていた。
数秒後、ようやくパラパラと立ち上がり出口に向かって行く人もみえたけど、それを見ながらも私はまだ立てなくて。

25年追ってきた達成感なのか、終わってしまった喪失感なのか、無事補完された満足感なのか、分からないけどとにかく涙が止まらなくて、会社どころじゃなかった。行ったけどw

あまりにも素晴らしい幕引きだった。
細かい感想については、まだ確認したいことがたくさんあるので、あと3回くらい観てから書きたいと思います(笑)

超豪華舞台挨拶は、まさに卒業式!

こんな豪華なメンツが一堂に会するなんて、私の世代からしたら、レジェンドの集いですよ!
こんなこと本当に最初で最後だと思います。あの人数なんだから、舞台挨拶2時間くらい時間取ってくれないと!金なら出すよ!って思いました(笑)

舞台挨拶のあと皆さんそれぞれ撮った写真をSNSに上げてくださったりしていて、楽しかったんだなーって、エヴァキャストが楽しんでいるのを見ているだけで、何とも言えない多幸感というか、喜びで胸がいっぱいになりました。本当にありがとうございました!!!

みやむーは幾つになっても可愛いな!大好きです!
そして私はかつて岩永さんと関さんのファンだったので(関さんは欠席でしたが)ケンケンがめっちゃいい役で、しかも十数年ぶりに岩永さんのお顔が見れて感無量でした…そして山ちゃんと立木さんはやっぱり面白かったw


舞台挨拶、頑張ってメモりました!!笑

9時台はカメラが入らないと聞いて、記録に残さなくては!!と鬼のようにメモりましたが、半分もいかないうちに諦めました…だってメモってると、ほとんど画面見れないんだもん。皆さんのお顔を見たくて…。
以下、頑張った部分です。ニュアンスとか違っててもご容赦ください。

緒方さんご挨拶
みなさんこんにちは。よくぞ激戦のチケット戦を潜り抜け、こちらに到達してくださいました。
全国のライブビューイングみなさんこんにちは!
こんなにたくさんの人に観ていただいて感謝でいっぱいです。
ここにいるキャストは、一度も一緒になったことがないので、初めて全員が顔を合わせてます。
私たちも楽しみにしてました。最後まで楽しんでいってください。

質問:今回の映画を観た率直な感想は?

緒方さん:さようなら全ての関係者。冗談です(笑)
さよならというのではなくて、本当に関わって下さった皆さんに「お疲れ様」のひとことでした。有難うざいます。

林原さん:おそらく30代後半の方にはこれが終結であり、10代の方には入口なのかなと思います。これからもその無限ループの中を、エヴァンゲリオンに関わってしまった人たちは泳ぐのかなと思っています。有難うございます。

宮村さん:試写会と地元の映画館と2回観たんですけど、観るたびに発見があって、発見したら皆さんの考察を見に行って「一緒だ!」「違うこと考えてる」とか、ひとつのエヴァなのに、何度でも美味しい。これがエヴァンゲリオンなのかなと思ってます。長い間応援していただいて有難うございました。

三石さん:葛城ミサトして、素晴らしい最後のシーンを作ってくださって、スタッフの皆さま、監督の皆さま、キャストの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

山口さん:有難うございます。初日バルト9で観させていだだいたんですが、自分が出てるのは別として二度と見られない芸術作品を見たような、得も言われぬ感動を覚えました。バルト9が別空間のようでした。

石田さん:僕はこの作品を観終わって「ゲンドウくーん!!!」っていう感想を持ちました。皆さんも同じだといいんですけど、彼がシンジとぶつかって立場が逆転するんですよね。人間としては根源的なものだから「わかるよ」ってなるんですけど、でもそれでこんなことしたの?「ゲンドウくん!」みたいな。

(からの流れで↓)

立木さん:(その流れでくる?みたいなリアクションで、笑ってたと思います)言いたいことはいっぱいあるんですけど、映画がこうして完成して、色んな人の思いと血のにじむような思いで作られた他にはない映画ですよね。
そこに自分がいられたってことは嬉しいことで、こうやってみんな揃ってエヴァンゲリオンについて語るっていうことが嬉しいです。皆さん楽しんでください、永遠に楽しんでください。死ぬまで、ぜひ。

岩永さん:「あれがヴンダーか、でっかいなぁ(ケンスケの台詞)」ケンスケはちゃんとカメラを持って登場しまして、今回仕事がたくさんありまして(第3村とか色々?と仰ってたと思うのですが追いつかなかった…)エヴァンゲリオン25年の歴史、世界中の多くの人から支持されているというのを改めて実感しました。この素晴らしい作品に参加出来てほんとに嬉しかったです。有難うございました。

岩男さん:台本をいただいた時も、完成したシンエヴァンゲリオンを見たときも「私たち生きてたのね」と、ほんとに幸せな気持ちでいっぱいになりました。温かい言葉、台詞がたくさんあって(丁寧に?とかそういうニュアンスでした。書いたメモが読めなかった…)アフレコさせていただきました。いまもここにいられるのが夢のようです。

長沢さん:感想が2個あるんですけど!ひとつは、人生において活用できる台詞をいっぱいいただけたなと。テレビシリーズのときは「不潔」という言葉を活用しましたし、今回は「これだから若い男は」というのを、これからの人生で申し上げていこうと思います。
エヴァンゲリオンてアニメだと思ってたらアニメじゃなかった、これ神話だって思った時に、アニメシリーズの主題歌が頭を駆け巡りました。
アニメという枠では収まらなくて、私の中では神話だと今思ってます。そんな感想でした!

優希さん:いい意味でですけど、楽しめなかったんですよね、色んな事を考えてしまって。監督の事、友人の事、親の事、色々考えてしまって、純粋に作品を楽しめなくて、何回か観ないとダメだなと思いました。

伊瀬さん:台本を読んだときに涙が止まらなくなって。観終わっても胸がいっぱいで、愛を感じました。エヴァンゲリオンは庵野さんのキャラクターへの愛とかユイへの愛とか凄く感じて、涙が止まらなかったです。

勝 さん:観終わってあと動けなくなった。作品の感動、自分が関われたということの感動、仕事を始める前からファンだったので、それが全部おそってきて、動けなるくらい感動しました。テレビシリーズから見直したい。この作品に関われて嬉しかったです。

山寺さん:皆さんのおっしゃった通りです。14番目って!w
それに、プロフェッショナル見ちゃったんで、あれ見たらここで何喋ったらいいんだよ!って。
皆さん命を削って作って、声張って…僕はテレビシリーズから声張ったことないですけど。でも僕の代表作というと「加持リョウジ」とアンパンマンの「チーズ」と言われるので、この作品に携われて嬉しかったです。内容については、渚指令のおっしゃった通りです(笑)

質問:再登場した時の感想は(岩永さんと岩男さんに)

岩永さん:「破」以来だったので「生きてた!」という感じですね。我々は死んだのかと…トウジのシャツをシンジが着てるのを見てフラグが立ってたので、我々はお別れしたと思ってたので、生きててくれてほんとに有難うという感じでした。

岩男さん:同じく、Qでそのシャツを見たときにとても悲しくなって、Qは繰り返し見れないと思ってたんですけど、今回ヒカリが片思いしてたトウジくんと結婚できて、ツバメちゃんも生まれて、ほんとによかったなーと思いました。

岩永さん:ニアサー辛かったね。誰が起こしたのかなー?

緒方さん:本当に申し訳ございません。

岩永さん:でもそのおかげで二人は結婚しましたので。
→からの、司会に言わされる「ニアサーも悪いことばかりじゃない」

質問:かつての同級生の再登場を知ったときの感想は(宮村さんに)←何故緒方さんにも聞かないのか…

宮村さん:Qの最後でリリンの住めないところから、住めるところに歩いていくときに、何か目標があって歩いてるんだろうと思ってたんですけど、それが第3村とかケンケンのところだとは分かってなくて、台本見て、ミサトのところじゃなくてここだったんだ、と。
生きてたの知ったときは嬉しかったし、学生同士の初恋というか…おめでとう。ヒカリは勝ち組ですよ!幸せな家庭、最高です。

岩永さん:アスカって、第3村にいるときパーカーもTシャツもダボダボで、ケンスケの借りてたの?なんで着替え持ってこないの?

宮村さん:いらないんですよ、人間じゃないしw

岩永さん:そうなのか。いつも着替え持ってこないなーと。


ここが限界でしたw 
あと石田さんの考察と、緒方さんの最後のご挨拶はメモったのでそこだけ↓↓↓

カヲルと加持さんについての考察

石田さん:加持さんとカヲルがまとめられたってことは、新シリーズの中でシンジ、アスカ、レイがなんらかの救いを得て終わっていく人たちで、この二人はその舞台を作るために働いた人で、その役目が終わったから、お役御免で退場ね、という組み合わせだと思ったんです。
最後の二人は歩いていくバックショットじゃないですか。「ああこれで退場しちゃうんだな」と思ってたら、直後にガラガラガラ!ってシャッター閉められるんですよ!

山寺さん:閉店ガラガラみたいな

石田さん:そう!とどめ刺されたな。でも加持さんはお亡くなりになってしまったし、カヲルはカヲルでシンジを幸せにするために色々やってきたけど、それはシンジが求めていたことじゃなかったんだってわかった上で、シンジは自力でそこにたどり着いてしまったので、もう僕は必要ないね、さようなら。と解釈しました。

山寺さん:今石田くんの話を聞いて「そうだったのか」と(笑)
最初台本もらった時に「あれ?若いのオレがやるのかな?」と思ったら、オレじゃないんだ、って(笑)それは図々しいですね(笑)
じゃあ終わりかと思ったら、もうちょっとありますって言われて『渚指令』ってあるから「すいません、これ誤植…」「これでいいんですか」みたいな(笑)
色んな解釈があるから、皆さんに委ねたいと思いますけど、僕は石田くんに一票で(笑)

最後のご挨拶

緒方さん:シンジA、シンジB、だと、今回はずっとシンジBでいた感じでした。シンジAの皆さんに「で、どうなの?」「どうおもうの?」って、みんなを送り出して、そして一人になったっていう感じが強くて。
変な意味ではなく、最後のシーンを自分がやらなかったから、余計に一人でこの世界に残っているという感じがするんです。
庵野監督も「おめでとうございます」って送り出したみたいな気持ちです。
暗いイメージじゃなくて、ずっと皆さんが繰り返し見て下さっている限り、思い出してくれればきっと、私はその中に今でも残っているという感じがあるので、またいつか色んなお話ができたらいいなと思います。
それまでは、エヴァンゲリオンシリーズを繰り返し楽しんでいただけたらいいなと思います。ほんとに今日はどうもありがとうございました。

記憶にも記録にも残したい…

もし、ここにない部分をメモってた方がいらっしゃったら教えてください!
書き加えていきたいです!
もうほんと腱鞘炎になるかと思ったし、自分の字が汚すぎて解読大変だった(笑)
こんなこともう二度とやらない(笑)

キャストの皆さん、舞台挨拶を企画してくださった皆さん、全国ライブビューイングをして下さった皆さん、本当にありがとうございました!!!最高の卒業式でした!!!

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