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女にとって女とは

怖いなあって思うんです。あやしげなウイルスのせいで、このごろなかなか外に出られないじゃないですか、たとえば女の一人暮らしでマンション住まいとか、ごはんどうしようとか、今から料理するのめんどくさいなあとか、思いますよね、そうすると、宅配で頼んだりしますよね、なんかピザとかね、それで、持ってくるのが、おっさんとかだったらぜんぜん気にしないんですよ、向こうも気にしない、だって私の存在って、単なるその他大勢のブスに過ぎないから、向こうも、あ、ブスだな、って思っておしまい、こっちも、あ、おっさんだな、って思っておしまい、お互い気にしないでいられる。ところが、料理を持ってくるのが、妙齢のお嬢さんだったりするともうダメで、そのお嬢さんが、若干可愛い感じがあったりすると、もうなんというか絶望的にダメで、死にたくなる、もちろんそこに、あからさまな侮蔑や、嘲笑や、憐憫があったりはしないんだけど、でもぜったい思ってるよね、心の底ではこっちのことを、ぜったいぜったい、自分より低く見てるよね、見てるよね、見てるよ、いや、見たよ、見やがって、糞が、殺すぞ、ってなるので、ピザなんかぜんぜん美味しくないんですよ、絶望的に美味しくないんです。なんていうか、女の敵は女だと思うんですよ、女にとって女って、なんなんでしょうね、嫌すぎるわ、もうほんと、存在そのものが迷惑だわ、死んじゃえおまえら。

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