掛け合わせのアウトプット

ビジネスにおける結果は消費市場においてモノ・コト・サービスが循環されること。
例えば自分が営業担当であれば取引先に商品やサービスを購入してもらう
総務担当ならば社内が円滑に回るための仕組み作りや接待をする
企画担当ならば消費者のニーズを満たすような新商品を開発する

ビジネスにおける情報は書籍やインターネット山ほど転がっているが内容をただ実践したとて結果は生まれない。なぜなら市場にはそれらのツールが既に普及されているから。

藤原和博さんの「はじめての哲学」を読んでハッとしたことがある。
それは情報編集力について。
テストで測られるのは情報処理力、つまり思い出す作業。それに対して情報編集力、これは思考力や判断力も組み合わされるレゴのようなもの。人との関わりの中で世の中に役立つモノ・コトを生み出すためには後者が長けている人に軍配が上がる。

ビジネス書に記載のある項目たちは目新しいことではない。あくまで最低ラインのベースなことが多い。挨拶や敬語などのことは情報処理能力でさっとカバーできるだろう。名刺の渡し方とかも載ってたの見たことあるけどあそこまでは..笑

何かを生み出すためには情報編集力が必要で、更に以下の要件も満たしている方がアイディアを生みやすい。

・自分の属している会社のことが好き
・市場を知っている
・モノの便利さよりもサービスの体験を考えている

そして何よりこれらを掛け合わせて仮説を立てれる人は強い。今の社会の風潮は場所を問わず働ける生き方論が先行している。そのためプログラミングやウェブマーケティングが流行っているがそれだけのスキルで生きていくためには並大抵の努力が必要とされる。
そんな時にはコンビネーション。例えばそこに英語の特技があれば取り入れてみる。すると一気に母数が減る。そういう風に自分の持っている特技などを重ねながら思考してみるとアイディアへ独自のものとして機能する。トライしてみないと市場で流行るかは分からないがいける可能性は高い。
これは自分の特技に限ることはない。
・サービスと場所
・モノと特技
・クオリティと料金

持っているもの、活かせるものは掛け合わせてビジネスに落とし込んでみると道が少し開けてみえるでしょう。

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