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自転車で長旅に出るときに必要なもの

京都→茨城間691kmをマウンテンバイクで走ってみた結果、準備したもの、必要だったもの、必要になったものをまとめたい。装備自体はその人のスタンスにもよると思うが、旅に出る人の参考になればハッピー。


めんどくさい人用まとめ

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絶対いる
服・ライト・モバイルバッテリーかそれに準ずる物・雨具・
スマホ・手袋お尻パッド・帽子(夏)日焼け止め(夏)・現金orカード

僕はいる
常備薬・入浴剤・塗り薬・飲み薬・防水バッグ・カメラ・マスク・髭剃り・アヒル・水着・背負うバッグ・タオル・ポケットWifi・作務衣
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これだけ準備してればあとは現場でなんとかなると思う。

結果、いらなかったのはゴーグルだけ(水着は普通に服として使っていた)


用意周到な方(と暇な方)用にまとめておく。今回の京都~茨城(だいたい東海道の旅)のルールは、①移動は自転車 ②夜はホテルかネカフェで寝る ③割と都会を走る の3点。②のルールは旅人によっては大きな差になると思う、野宿ありルールだとテントとか野営用のものが増えるからね。



絶対いる
■ 服
服は夏だったので、ユニクロの黒いTシャツ×2枚、H&Mの半袖ボタンシャツ1枚、上はこの3枚。下は同じくユニクロのステテコと、ジャージのハーフパンツの2枚。それと、作務衣の上下で終わり。多かったとも思わないが、バッグをしょっていたので、そこそこの量だなと思った。冬なら、厚めのものにすればいいだけなので……作務衣はいらないと思う、僕は半袖で寝たくないのと、どうしてもパジャマ感のあるもので寝たいので(僕の本体がパジャマ)ここはものすごく葛藤した。本当はパジャマを持っていきたいと思ったのだが明らかに荷物になることがわかっていたし、ホテルにはなんか着るやつあることも分かっていた。でもどうしてもパジャマで寝たい……と、いうわけで着て町も歩けそう&パジャマになりそうな超薄い作務衣を選択。結果買わなかった時に着たり出来たので役には立った。7日中5日が雨で、そうでなければもっと少なくても、とは思う。洗濯はホテルでやって乾かしたけど、風呂場に干してると朝までに乾ききらないって事はあった。だいたいホテルには乾燥機ついてるからまぁなんとかなると思う。


■ ライト、モバイルバッテリーかそれに準ずる物・ポケットWifi
Amazonで買った。1200ルーメン(ルーメンってなんか怖くない?)というバカ明るいライトで夜もそんなに困らなかった。1日もつし。何より、ナビとして使うスマホや、ポケットWifiの電池が、8時間ほどしか持たず、朝出ると宿探しの夜の時に困る、というイベントが発生(予期してなかった)その時にライトからモバイルバッテリー的に電源がとれたので大きかった。じゃあモバイルバッテリー買えばいいじゃんってなるんだけど、僕あんまり好きじゃないからライトで代用出来てよかった。アンチ(モバイルバッテリーの)の方以外は普通にライト買って、普通にモバイルバッテリーを買うのをおすすめする。



■ 雨具
雨具は最後までもっていくか迷った。写真の右にある明らか邪魔くさそうなやつ。夏だから雨に濡れりゃいいじゃんという小学生男子の理論でいたんだけど、やっぱ要るわ。ほぼ雨だったというのもあるが、それ以上に冷える。足が出るタイプのやつで、巻き込んだりタイヤに触れたりして逆に非常に邪魔くさく上下のレインコートをおすすめする。



■ スマホ
ハンドルに固定してナビとして使用。やっぱりナビ的にもないと困る。昭和の旅人はどうしていたのだろう、地図を見ながら走っていたのだろうか、きっとそれはそれで楽しかったんだろうなと思う。ドラクエ1とか今から見たら、えーって感じだけど、当時はめちゃくちゃ楽しかったんだろうなぁって気持ち。ホテルの予約もこれで。



■ 手袋
お尻パッド
手袋・お尻パッドは出発時もっていなくて、やっぱりいるわ、ってなって道中買ったものの2つ。と、いうことは長旅には必須だと思う。本当に、ダイゴみたいな手袋誰がすんねん夏やぞ、と思っていたのですが、普通に手が痛い。めちゃくちゃ痛くなるのね。多分、マウンテンバイクとクロス、ロードならどうしても前傾姿勢になると思うので、手に負荷がかかる。結果必要だと思う。お尻パッドは言わずもがな。お尻は痛い。僕は気持ちでなんとかする派なのだけれど、そうしても痛くてこの2つは買った。100kmこえるなら夏でもいつでもしたほうがいいと思う。おすすめ。Daigowwwうぃっしゅwwwとなめてた僕がやっぱりいると思うものなので、お持ちいただければと思います。


■ 帽子(夏)日焼け止め(夏)
夏だったので帽子はいるなぁと思った。顔の日焼けもだいぶましになる。日焼け止めは夏ならいる。塗らないとお風呂入れないくらいに焼けた。


■ 現金orカード
マウンテンバイク用に10万(結果5万くらいの買った)急な出費用に6万くらい持って出発。ホテルが予約後現金で払ってねってところも結構あったのでそこそこ使う(ホテルは3000円~5000円くらいの泊まるだけのところ)あとはWAON・Suica・デビットカードで困ることはなかった。ただ、イコカ圏内(関西)でSuicaを出すと、「こいつ関東人やんけぇ」って思われているのかなという気持ちはあった。交通系で処理されていると思うので困ることはない。



■ 常備薬・入浴剤・塗り薬・飲み薬
頭痛薬など、適宜必要なものはもっていかないとと感じた。あと、僕は肌が弱いので、お風呂に入りたい&保湿したいので、入浴剤なしでもなんとかなるかな~と思ったけど、やっぱ欲しいなと思って買った。液体なのでだいぶ重くてめんどくくはあったけど、これはしゃーないと思う。普通の肌の人はなくても大丈夫だと思う。そもそもお風呂入らんでいいルールならホテルももっと妥協したり野宿したりもできる気がする。



■ 防水バッグ・背負うバッグ・ゴーグル・水着
僕は旅の途中、海に飛び込もうと思ってた。よって海パンとゴーグルも持って行っていて、大事なものを防水バッグに入れて、泳いで遊ぼう、と思っていた。なのでそのためにもっていったのだが……台風直撃で大荒れ&コロナで海は誰もいない、そもそも遊泳禁止なのか? という状態。

この星のみんなで死んでだれもいなくなったのかなって思った海

だもんで防水バッグもいらんやん、となるか、と思ったが、どしゃぶりの中濡れてほしくないものを入れたり、逆にびっしょびしょのものを入れたりと、思いのほか役には立った。

そもそもバッグに関して言えば、背負うの嫌うチャリダーは多い。一回やってみてから考えよう、と、背負うバッグで旅をはじめたが、気持ちはわかる。邪魔だ。背負うバッグは邪魔。 自転車の状況にもよるが自転車にバッグをつける、というのが一般的だと思うし、それがいいと思う。僕は背負うバッグが我慢できないというほどでもないので背負った。

水着はハーフパンツ感あるものだったので、洗濯の合間の服として使った(多分ばれてない)、思うに、こういう用途を複数持っているものを用意しておくのがかしこいのだと思う。結果一切使わなかったのはゴーグルだけ。ゴーグルは街中でしても意味ないので使えなかった。


■ カメラ・マスク・髭剃り・タオル
映像に残しておくとわりといいことがあるなぁと思うのでカメラはやっぱりあったほうがいいと思う、スマホで十分だけど。ご時世的にマスクはやむなく、髭剃りはホテルのものが気に入らなければ。タオルはなくてもなんとかなったと思うけど、普通に考えたら欲しい。


■ アヒル

アヒルのプロペラが鳴って気になる。

おわり。


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