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石清水八幡宮(京都府八幡市)に参る~かみほとけ巡拝紀行vol.1~

令和6年4月24日
京都府八幡市に鎮座する石清水いわしみず八幡宮はちまんぐうを参詣しました
 市名は やわた 神社は はちまん

こんばんわ 唐崎夜雨です
はじめに今日の記事について
 試験的に句読点を排しています
 改行などで対応しておりますが
 規則性を持たせてはいないので
 少し読みにくいかと存じますが
 その点何卒ご寛恕くださいませ

石清水八幡宮の場所と道のり

石清水八幡宮 周辺図

石清水八幡宮は京都と大阪の間にある男山に鎮座します
男山の主峰は 鳩ヶ峰 約142m 
標高だけをみるとそれほど高い山ではないのですが
 独立しているのでよく目立ちます

男山の北で 木津川 宇治川 桂川 の三川が合流し 淀川 となる
川の対岸には天王山がひかえている
京阪間の要衝地に鎮座しているのが
 石清水八幡宮 です
かつては 男山八幡宮 とも称していました

唐崎夜雨はおもに公共交通機関を利用して
 神さま仏さまに会いにいきます

石清水八幡宮への参詣は京阪が便利です
ちょい前まで 八幡市駅 と称していた駅が
 現在は 石清水八幡宮駅 と改称しています

ちなみに唐崎夜雨は
実家が京都市左京区の叡山電車沿線ということもあり
出町柳駅から京阪電車は利用率が高い

石清水八幡宮駅
石清水八幡宮 一の鳥居 右手に男山

石清水八幡宮駅から南へ行けばすぐに一之鳥居がある
 数年前の参拝時はここから徒歩で登りました
だいたい45分くらいは要するかな

石清水八幡宮駅を出た右手にはケーブルの駅がある
 今回はケーブルを利用して参拝します
片道300円 日中は15分間隔で運転 所要時間約3分
 お代は必要ですが時短で神さまに会えます

石清水八幡宮案内絵図

石清水八幡宮の神さま

石清水八幡宮の御祭神は
 中御前に 応神天皇おうじんてんのう
 西御前に 比咩大神ひめおおかみ
 東御前に 神功皇后じんぐうこうごう
の三柱で総称して 八幡大神 という
 一般に応神天皇だけでも八幡大神とみなすことがある

応神天皇は第十五代天皇
神功皇后は応神天皇の母上
石清水八幡宮では比咩大神を
 多紀理毘賣命たぎりびめのみこと
 市寸島姫命いちきしまひめのみこと
 多岐津毘賣命たぎつひめのみこと
 の宗像社の三女神としている

男山八幡宮は 山城国綴喜郡男山にあり 現今官幣大社たり 八幡大神 大帯姫命 比咩大神の三座を祀る 清和天皇の貞観元年 大安寺の僧行教の奏請により 木工允橘良基に勅して 宇佐宮に准じて 神殿六宇を造営せしめ 翌年に至つて神霊を鎮祀せさせられしを以て起原とす

『古事類苑』

平安時代の貞観元年 西暦859年
僧行教に八幡大神からあった御託宣は
 吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん
というもの

創建時から仏教の存在が感じられるのが八幡さまらしくある
時代劇で武士が祈願するのはたいてい 南無八幡大菩薩!

国宝 石清水八幡宮御本社へ

ケーブル八幡宮山上駅

ケーブル八幡宮山上駅を降り右手の参道を進む
石清水八幡宮の社殿を迂回する形で表参道に出てきます
そこでは
 右手に三之鳥居が
 左手に南総門が見える

 参拝時は南総門が修理中
 あまり天気が良くはなく
 平日で参拝者もすくない

街の中にある神社と違ってすこし高いところにあるせいが
なんとなく気持ちがいい
山でも森でも結構ですが神社にはこうゆう環境が必要ですね

どうにも仕方のないことではありますが
都市にある神社だと森に囲まれている感じが薄い
ときおり背景にビルなどが見えると惜しい気もする

南総門をくぐると正面に石清水八幡宮の御社殿がある

石清水八幡宮 楼門
石清水八幡宮 楼門

御社殿は平成28年に
石清水八幡宮 本社10棟 附 棟札3枚 として
国宝に指定されました
本社10棟は
 本殿
 摂社武内社本殿
 瑞籬
 幣殿及び舞殿
 楼門
 東門
 西門
 廻廊3棟

一般の参拝は拝所と称する楼門の前で手を合わせます
 唐崎夜雨も然り
なので楼門と左右に連なる廻廊に囲まれた
 内側はよくわかりません

ここに 都名所図会 の石清水八幡宮の図があります
廻廊に囲まれた御本社の様子がわかります

都名所図会より

現在の本殿は徳川家光の造営によるものなので
 江戸後期に刊行された都名所図会に載る社殿はほぼ同じでしょう
廻廊に囲まれた中に細長い建物が並行して建っているのが分かります
 それが石清水八幡宮の御本殿です

石清水八幡宮 楼門と廻廊

石清水八幡宮の御本殿は 八幡造 と呼ばれる神社建築
 境内の案内を載せます この引用文は泣く泣く句読点をつけました

ご本殿は国内に数例しかない八幡造はちまんづくりです。切妻造の建物が前後に並んだ形式で、前の外殿と奥の内殿は中でつながっています。前後の殿が横に三つ連なり、中央に応神天皇、向かって左に比賣大神、右に神功皇后が祀られています。二つの屋根の間には、一五八〇年に織田信長公が寄進した「黄金の雨樋」がかけられています。

境内の案内板より

さてお参りを済ませたら御朱印を拝受しました 
神社の御朱印は神社名が中央に書かれ朱印を押されているだけの 領収書 みたいなものが多くなりがちですが、こちらは 八幡大神 と記されている

石清水八幡宮 御朱印

神社には御本殿のほかに摂社末社とよばれる境内社がある
そちらのほうにも可能な限りお参りをさせていただいております

石清水八幡宮にも摂社末社はたくさんあります
日をあらためて
 そちらのご案内をさせていただきます ではまた!



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