そこへ、底へ
起きてる?
なんてどうしようもない
味気のない誘い文句
ココア飲もうとしたとこ
なんてまた上手い返し
飲んだことなんてないくせに
どうしようもなく自分の黒さに
辟易して塞ぎ込んで
どうしようもない自分の白さに
混ぜ込んで満たして
また2人でどこへ
そこへ、底へ
耳を水面につけて
沈んでいく
落ちていく
_________________________________
今が最大限に譲歩されている
この事実だけが2人を満たす
どこへも行けないとわかっているのに
それでも
お互いの花畑の場所を教えながら
感情を分けながら
寂しい
会いたい
抱きしめたい
衝動的な形容詞が
私を多幸感と罪悪感に襲う
素直じゃない
嫌に器用な
白く居ようと不気味な
歪などうしようもない
私が
こんな感情でいっぱいに満たされるなんて
蓋閉まんないよ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?