わたしさんへ

お久しぶりです！お元気ですか?
わたしさんに何かお礼をしなければと思いながら1週間が経ちました。
沖縄のカヌレを送りましたが、届きましたでしょうか？
わたしさんはカヌレが好きなはずだ！という馬鹿の1つ覚えですね。
実はもうカヌレとか飽きてんですけど！って思ってたらごめんなさい（笑)
ツウのわたしさんならこれも既に食べたことあるかもしれませんが、僕が初めてカヌレなる食べ物を認識したお店です。

お皿とセットのやつがあったので、6種類の柄の中から勝手に選んでみました。
いつもきれいにされていたわたしさんのネイルにインスパイアされてみましたが、いかがでしょうか？
あ、注文した後に届いた宅急便のメールタイトルが、「父の日ギフトセット」となっていました。そんなものを頼んだつもりはありませんでしたが、季節柄そうなったのでしょうか？
「わたしさんは僕にとってまるで父のような存在でした」ということではありませんのであしからず！

さて、前置き？が長くなりましたが、
改めまして、素敵な送別会とお手紙をありがとうございました。
僕のザルな運営のせいで、ただでさえ集まりがわるいし連絡もつきにくいあの子達を、僕に内緒であんなに集めて下さって、色紙まで作って下さって（まだ届いてはいませんが実は楽しみにしていて毎日2回はポストを見ています)。
ぇぇ〜！わたしさんスゴッ！！って思いました。（気付かない僕がアホなのか?）
さすがやり手というか、隅に置けないレディです。
最後に心温かい想い出を作って下さり、心底ホッとしました。
本当にありがとうございました。

そしてお手紙もいただきましたが...
わたしさんの真っ直ぐな真心がダイレクトに伝わってきて、嬉しくて何度も読み返してしまいました。
そして、鬼滅の刃の煉獄さんのような気持ちになりました。
伝わりますか？そもそもわたしさんは鬼滅の刃見たことありましたっけ？？
そう！上弦の参の高座との死闘の末の死に際のあの名シーンです。
「私はもう長く生きられません。強く優しい子の母になれて私は幸せでした」
「母上、俺の方こそあなたのような人に産んでもらえて光栄だった！！」
てめぇを産んだ覚えはねぇ〜！って感じですよね（笑）

でも本当に、こちらこそ、という気持ちです。
わたしさんはこの1年弱、僕のありのままの姿を隣で見てきて下さったと思います。

僕はわたしさんのことを、本当に素敵なレディだと思っていましたので、隣で働かせてもらう上で、男として本当はかっこつけたい気持ちもなかったわけではないんですよ。
でも、かっこつける余裕も気力も無くて、ただただ毎日醜態を無抵抗に垂れ流していた….と自己認識しています。
チャリで帰りながら、あぁ〜今日も1日ダサかったなぁ〜と苦笑いの日々でした。
なので、わたしさんが「本当に強い人はこういう人のことをいうんだろうな」と書いて下さっているのをみてとても驚きました。
そんな風に評価して下さるのはとっても嬉しいのですが、わたしさんが自分でも書かれていたように、わたしさんが「小娘」だからそんな風に思うんじゃないかしら？と思ったり。
↑「小娘」って言い方なんかいいですね(笑)

この先、わたしさんがふと思い返したときに、「なんだ、アイツまじ序の口だったな！」と
笑っちゃうくらい、これからのわたしさんの人生で素敵な出会いがたくさんあるといいなぁ〜、
いやあるに違いない！！（過保護のカホコ風に）と思います。

でも一方で、わたしさんの言葉たちは、そのまんまで素直に受け取ってもいいかな、とも思いました。
なぜなら、それは他ならぬわたしさんが書いて下さった言葉だからです。

「今の自分は人生ではじめて好きだと思えている」ともありました。
わたしさんが自分自身のことを好きでいる上で、少しでも僕が役にたったのであれば、それはとってもとってもとっても嬉しく思います。

今更ですが、僕がこの場所でやりたかったことはそういうことだったんだと思います。
いつの間にか本質を見失っていたかなぁ。

人ってどうしたら自分のことを好きでいれると思いますか？
これって実際はすごい難しいことですよね。
少なくとも、志望校に合格したとか、
何かを成し遂げることで手に入れる自信って本質的ではないように思います。


わたしさんのお手紙を読んで、その答えが分かりました！
人は、ダメな部分も含めてありのままの自分を受け止めてもらえた時にはじめて自分を好きになれるんだなって。

わたしさんにとって僕が何の役に立ったのかはよく分かりませんが、僕のかっこつけてない(つけれなかった）ありのままの姿を1年弱、一番近くで見て下さったわたしさんにそんな風に思ってもらえて、率直にとってもとっても嬉しいです。

おかげで、僕自身もはじめて自分を好きになれた気がしています。
この先自信をなくしそうになったら「だってわたしさんが言ってたもん★（エッヘン）」と思うことでしょう★
頂いたお手紙は僕の心の宝物にします。

あと、わたしさんが僕のことをそんな風に思って下さったのは、僕がどうこうではなく、
わたしさん自身に、人の良いところを見つけて共鳴できる力があるからだと思います。
わたしさんのとっても素敵な所です。

それから、僕は一番下の妹が6歳下で、一番上の娘は今年17歳なので、その間に位置するわたしさんは妹のような、娘のような存在でもありました。
わたしさんのお父さんの話を少しお聞きしたことがありましたが、こんな天真爛漫でガハガハ笑う娘がいたら、絶対絶対かわいいやんって勝手に思ってました。←余計なお世話だ！

事情は知りませんが、僕を見て家族というものに希望を持って下さったのであれば、それもとっても嬉しく思います。

わたしさんの「オモロ！！」って口癖がとっても好きでした（笑）
わたしさんとの何気ないおしゃべりが楽しくて、ここまで頑張れました。
本当にありがとうございました。
いつまでお続けになるかは分かりませんが、いらっしゃる間はみんなをよろしくお願いします★

徒然なるままに書いていたら長くなってしまいました。
年頃の娘さんにおじさんがこんな長い手紙を書いてはいけません。
我ながら大変キモいと思いますが、この 1 年間の感謝の気持ちとして大目に見て頂けると幸いです。

p.s.ホームパーティーはバーベキューでいいですか？芝刈り機が大好きな赤ちゃんと一緒に毎日芝のお手入れしておきますね。