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手紙

手紙

アナタさんへ
今まで本当にお世話になりました!
アナタさんとのこの期間は私の25年間でも本当に転機になったような気がしています。
今後どんな経験をしてもこの期間が自分になくてはならない時間だったと思えるような、そんな期間でした。
私はアナタさんを心から尊敬しています。
本当にこんな人いるんだと何度も驚かされました。
人に成果を譲ることのできる強さ、壁をなくしてフラットに向き合うことのできる強さ、人を支え支えられることのできる強さ
アナタさんを見ていて本当に強い人はこういう人のことをいうんだろうなと何度も思いました

本当に心から尊敬していたから話し方や表情の癖まで寄せてしまっていて、あの人から「アナタさんと同じこと言ってますよ」と言われるようになっていたのは自分でも怖いくらいです。

初めてお会いした日のことは、今もとても鮮明に覚えていて「この人と出会う為のこれまでだったのかもな」とホクホクした気持ちで帰路についたのを覚えています。少し大袈裟かもしれませんが嘘ではないです。
正直な話、すぐこの場を離れる気でいましたが、アナタさんの作る居心地の良さのおかげで気づいたら今この時までこの場にいます。

アナタさんと初めて会った当時は、私自身いろんなことが重なり自信や価値を見失っていましたが、
言葉に嘘がなくて些細なことでも拾いあげて認めてくれるアナタさんと出会えたことで、自分らしさを取り戻すことができたような気がしています。私は私のペースでいいんだと初めて自分を認めてあげることができました。
今の自分は人生ではじめて好きだと思えています。

本当に本当にアナタさんには感謝でいっぱいです。
こんな小娘の隣にいてくださって本当にありがとうございました。
お別れはほんとうに寂しいですが、アナタさんのおかげで私はきっと大丈夫だと思えます。


自己犠牲の過ぎるアナタさんが心配ではありますが、これからは自分らしい道に進まれるということで、杞憂ですね。
ご家族をとても大切にされるアナタさんをみて家族というものに希望が持てたのも本音です。
私も心から大切に思えるものを見つけていきたいなと思います。
これからもアナタさんの幸せを心からの祈っています。

ps.いつか夢に見たご家族のホームパーティにお邪魔させてください。

(大好きな上司が仕事辞める時に書いた手紙です。見返してみると恋文みたいですね。ちょっとキモいけど愛のある文だなと自分でも思います)

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