見出し画像

20代、人生の選択肢について

渋谷でITエンジニアとして働いているうおくんです。今回は「20代、人生の選択肢について」ということについて自分が思っていることを書いていこうかなと思っています
本当にしたい仕事がわからない人や転職をしようとしている人、新卒の人に少しでも役に立てればいいなと思っています

人生の選択肢を意識に絞ってないか

自分が人生の選択肢を無意識に絞らないようにしたいと意識するようになったのは大学生の頃でした。
自分はもともと建築学生で自分自身建築がすごい好きでした。しかし周りには特に建築が好きではないけどとりあえず入学できたから建築学部に決めた友達もいました。そんな友達が社会人になるときに「建築学部にいたから建築系の会社に勤める」という話を聞き「え?あんなに辛そうに授業受けてたのに建築系の仕事行くの?」とすごく違和感を覚えたのを今でも覚えています。
しかし結局そういった考えで就職した友達も3年経った今では全員異業種転職をしていました。やはり合わなかったんでしょう

おそらくそういった今ある環境から自分の人生の選択肢を決めてしまう人はたくさんいると思います。自分の人生で本当に自分に合っている仕事は果たして新卒で最初に配属された仕事なのでしょうか?大学の学部に関係する職種なんでしょうか?多くの人は入社3年頃にそのことに気づき異業種に転職していくのかな思います。
自分は今の環境は関係なく自分自身本当は何をしたいのかを意識的に考えるようにしています

自分も建築学部で大学院にも進みました。建築も大好きでしたが自分の人生の選択肢をここで建築と決めてしまうことに少し違和感があり、幅広く業種を調べエンジニアという業種にたどり着きました

今いる環境から自分の選択肢を絞ってしまっていないかということはすごく意識しています

人生の選択肢を増やす

自分は現在エンジニアの中でもフルスタックエンジニアとして働いています。エンジニアにはそれぞれアプリエンジニアやwebエンジニア、インフラエンジニアなど様々な専門分野を持ったエンジニアがいます。フルスタックエンジニアとは簡単に言えばそれぞれの専門分野だけに特化するわけではなく全部できるようにしましょうというものです

専門性が高いエンジニアという職業にとってフルスタックで仕事をしている人はあまりいません。なぜなら全てが中途半端になってしまうからです。
それがわかっていてもなお自分がフルスタックエンジニアを続けている理由。その一つがエンジニアとしての選択肢を増やすということです。

エンジニアになったばかりの時はどの領域(webフロントやバックエンド,アプリなど)で仕事をするか自分で決めることがはできないので大体は会社にとって必要な領域を勉強しながら開発していくと思います
そしてそのまま月日が経ち、ある程度その領域が得意になってきた時に「自分はここの領域を専門とするエンジニアになる」という気持ちになってくると思います。

しかし改めて考えてみたときに、それは「数ある選択肢の中で自分が選んだ領域なのか?」と思ってしまいます。バックエンドをずっと開発していたがもしかすればアプリを開発してみればアプリの方が自分にはあっているとわかった。みたいなことが往々にしてあると思っています。

自分には何が向いてて何が向いていないのか、何が得意で何が苦手なのか、何が好きで何が嫌いなのか?
20代で社会に出たばかりの自分にはそれがわかりませんでした
なのでできるだけたくさんの領域を見て、実際に手を動かしてみて、自分が本当にマッチする領域はなんなのか?を探すためにフルスタックエンジニアという道に進みました

フルスタックは幅広く様々な領域に対して開発の経験ができますし、開発に対して様々な知見が身につきます。フルスタックとして色々なことを経験してから本当に自分に合っている領域を選べばいいと自分は思っています

これはエンジニア内の領域だけではなく、社会人として様々な業種にも当てはまることだと思います。もしかすると自分はエンジニアよりデザイナーの方が向いてるかもしれない。エンジニアよりマーケテイングの方が向いてるかもしれない。それよりもっと他の業種が向いているかもしれない。新卒で行った業務が自分の天職な可能性など本当に僅かです。
20代のうちに手を広げて色々な可能性を探ってみるのもいいのかなと思っています

自分の場所を見つけれたらそこから専門性を伸ばすもよし、幅広くやるもよしです

最後に

人生で一番の幸福は自分の人生は本当の意味で自分で選んだ人生だと実感することだと自分は思っています。そのための種まきを20代のうちからすることは今後の人生の幅を大きく変えると自分は信じています。
来年はもしかするとエンジニアとして専門性に特化した働き方になっているかもしれない。もしかするとデザイナーになっているかもしれない。もしかするとIT業界からは離れているかもしれない。
今の人生が自分で選択した人生だという実感があれば、これからの人生の選択肢が無限に増えていきます。自分は今それを強く感じています。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?