見出し画像

どうせ負けるなら紙の馬券を握って負けたい

先週末からついにJRAも限定的ながら有観客開催を再開したわけですが、俺の心を打つ、すごくいい記事がありました。

競馬場にファンが帰ってきた! JRAは10日から事前に指定席をネット予約した人限定で、約7カ月ぶりに競馬場への入場を再開した。
指定席の事前購入者限定で入場を再開したこの日、京都競馬場は開場の午前8時45分を待ち切れないとばかりに、ファンが姿を見せた。8時4分に一番乗りした兵庫県宝塚市在住の岡崎衛さん(62=システムエンジニア)は「開いて良かった。馬を見られなかったのは残念だったし、ちょっとでも雰囲気を感じられれば」と開場前から胸を弾ませていた。
また、大阪府交野市在住の60歳男性は「どうせ負けるなら紙の馬券を握って負けたい。家のネットで負けたって、証しがないからね。家でゴロゴロして酒を飲みながらやるのも、医者からよろしくないと言われたから」と、久々の“生観戦”が実現して笑顔。「目の前で走っているのは魅力ですよ。ドドドッという音が聞こえるのがいい」と話し「帰りの居酒屋代くらいプラスになれば」と意気込んでいた。
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202010100000256&year=2020&month=10&day=10

60代男性の「どうせ負けるなら紙の馬券を握って負けたい」
俺の琴線に触れました。 わかる。そうだよね。
今年の流行語大賞はこの方にあげてください。
いくらネット馬券の売り上げが好調って言っても、それは過去のレガシーを食いつぶしながらやっているだけ。
生の競馬の楽しさを知っている人がそのイメージを持ちながらやっているだけで、いつかそんなイメージは枯れ果てるし、新規ファンの取り込みなんて絶対に不可能。
これからデアリングタクト、コントレイルの3冠挑戦、クローヴィスのデビューでさらに盛り上がっていく競馬会(クローヴィスで盛り上がっているのは俺だけかもしれんが)有観客開催復活で更にその盛り上がりを加速させてほしいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?