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ふらにー。

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個性を活かしきれないのにアイデンティティの提示をあっさり求める社会に嫌気がさしながらも探して続けていたら、近いところに遺ったものもの。つまり、自分が「女の子」を生きていたというこ… もっと読む
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「汚い」なんて顔しないで、心配そうな声で「大丈夫?」って言って。

令和元年の秋、雑誌『SPUR』が創刊30周年企画の広告を出した。 東京・渋谷に。生理用品のサンプルとともに。 きっと、賛否両論分かれるだろう。 SPURの五十嵐編集長も「色んな方の色んな反応を想定した」と述べていた。 私には刺さった。 こうして、「書かなければならない、今すぐ言葉にしなければならない」と乗り換えのために降りた東京駅で、ブックカフェに飛び入るくらいには。 閉店時間が迫っているのも、割高なこともわかっていて、370円のホットティーを頼むくらいには。 つまり

「醜形恐怖の人間が、顔がいい男と付き合って壊れたり、『東大美女図鑑』をつくっている話」

◆ はじめに ここ2-3年くらいのことを、「醜形恐怖」という軸で、ざっくり振り返っています。エッセイというほど整文してもいない。 目的は、自己満とPR。 それから、ほんの少し、誰かの支えになればいいと思って書いています。  目次というほどでもない。  ・「醜形恐怖なんだよね。」  ・高良健吾似のイケメン  ・東大美女図鑑に飛び込む  ・割愛するけれど、「自身があったから。」  ・2020年夏、破裂その一  ・2020年夏、破裂その二  ・『東大美女図鑑 vol.13』  ・