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誰も読まない映画や本の感想の文章を書く理由

今日中に書くと10ヶ月連続投稿になるらしいので、簡単に。 時々、観た映画や読んだ本の長い文章を書く。 ただし、私の場合、その文章が殆ど読まれることはない。いいねも殆ど着かないし、ツィッターにリンクを貼ってもレビュー数は100を超えるか超えないか、だ。 誰も読まない文章を書いてどうするのか、ということを考えるのは、もうmixiの時代から考えるのはやめた(mixiの時はある程度、読んで楽しい文章を書いて読んで欲しいと思っていたかもしれない) どんなに頑張っても読まれないも

    • オッペンハイマーの一言感想

      オッペンハイマーを観る前に色々準備していたので、ちゃんと感想を書きたいが、今月は忙しくて書けなかったので一言だけ。 オッペンハイマーは「原爆と水爆の違いを知ってないと分からない映画では」と思いました。

      • 「ゴジラ-1.0」の感想(酷評):山崎監督、ゴジラに対して失礼ではないですか?

        映画のことについて書きますが、今回はちょっとネガティヴな感じで。 日本アカデミー賞も獲って、米アカデミー賞視覚効果賞も獲った「ゴジラ-1.0」ですが、個人的な感想としてはダメでした。 その理由について書きます。ネガティヴなことを書くのは時間の無駄なので簡潔に。 悪い映画の感想は書かないようにしているのですが、私は映画ファンで有る前に、ゴジラファンなので、ゴジラだけは特別です。 さて、私は映画は「表現」と「ストーリー」の組み合わせの芸術と思っていますが、「ゴジラ-1.0

        • 2023年に観た中で1番の映画「荒野に希望の灯をともす」

          先日、2023年に観た中で1番の映画を決めました(なんでも決めるのが大切)。 一部、以前の投稿と重複しますが、下記の通りです。あとネタバレ注意です。 ・「荒野に希望の灯をともす」(DVD) 戦乱の続くアフガニスタンを支援し続け、2019年に同地で亡くなった医師の中村哲さんのドキュメンタリー映画。 映画館で見た訳でもないし、2023年公開でも無いのだけれど、2023年は、これほど衝撃を受けた映画を他に観ることが出来なかった。 内容としては中村さんがアフガニスタンの荒れ

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          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識」を読んで、アメリカ人が核兵器をなんで軽く考えるのかについてちょっと分かったような気がするのと、日本人としての核兵器の捉え方についても考えた

          クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」の日本公開が遂に3/29に決定しましたが、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書(略して『オッペンハイマー早く観たいぜ読書』)をすることにして、三冊目を先日読み終わりました。 三冊目は「なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識」(著:宮本ゆき)です。 アメリカ人と日本人では核兵器への意識が全然違う…というのは、何となく言われていることなので、多分そうなんだろうなと思っていました。 しかし、どう違うの

          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識」を読んで、アメリカ人が核兵器をなんで軽く考えるのかについてちょっと分かったような気がするのと、日本人としての核兵器の捉え方についても考えた

          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「「終戦」の政治史1943-1945」を読んで自分が歴史の話の何が好きで嫌いか分かった話

          クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」は2024年に日本公開が決まりましたが、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書。略して「オッペンハイマー早く観たいぜ読書」。二冊目を先日読み終わりました。 読んだのは鈴木多聞氏の「「終戦」の政治史1943-1945」 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130262255 広島と長崎に投下された原子爆弾は「日本の降伏を決定づけ、戦争を続けていれば失われた何十万人もの

          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「「終戦」の政治史1943-1945」を読んで自分が歴史の話の何が好きで嫌いか分かった話

          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】多田将さんの「核兵器」を読んで、少し悲しくなってしまい、そして、少し怒ってしまった話

          クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」が日本でなかなか公開されないので、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書(略して『オッペンハイマー早く観たいぜ読書』)をすることにして、一冊目を先日読み終わりました。 一冊目は多田将氏の「核兵器」。 とにかく核爆発が起こることの化学的、物理学的な仕組みと、それを起こすための原子爆弾の機構的な部分を、ネットミームとかネットスラングとかを使ってオタクの人向けに読みやすく書いた本、というところです(茨城県大洗

          【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】多田将さんの「核兵器」を読んで、少し悲しくなってしまい、そして、少し怒ってしまった話

          釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・発動篇

          では、後編です。すぐに投稿の予定でしたが結局、1か月かかりましたね…暇つぶしにどうぞ。 釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・発動篇5.Air Combat Manoeuvring このスズキという魚は、釣りあげられる際に海面から飛び上がり、激しく身体を左右に振る動きを取ることが有ります。 これは「エラ洗い」と呼ばれる挙動で、以前私がキャンプ場で逃がした大きな魚がスズキだとわかったのも、「エラ洗い」で大きな魚体が海面に飛び出たのを目撃した

          釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・発動篇

          釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・接触篇

          この投稿は別のSNSに投稿したものをnote用に再編集したものです。7月の連休の時に83cmのスズキが釣れたのですが、とても嬉しかったので、その時のことを備忘録的に書きました。 備忘録と言いつつ、ちょっと長い投稿ですので前・後編にしました。後編も日を空けずに投稿されます。 では、少々長いですがよろしくお願いします。 釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・接触篇1.任務完了、そして 7月の連休で子供たちと帰省した翌日の早朝のことでした。

          釣りを始めて1年を経ていない初心者の私が、83cmのスズキを釣った話・接触篇

          進撃の巨人のアニメの感想

          趣味が合う会社の先輩に薦められて、「進撃の巨人」のアニメを完結編前編まで、ディズニー+で全て観終わりました。 備忘録的に感想を。 ・シーズン2途中くらいまでは、家事のついでとかでダラダラ観ていたのですが、シーズン3辺りから目が離せなくなり、あとはテレビの前で正座して観ました。 ・少年漫画系の話は、後からのこじ付け(『あの時のあれは実はこの伏線だった!』←ウソ)も、ある種の見所の一つと思っているのですが、見事にまとめられていて、諫山さんと編集者さんは凄い仕事をしたな、と思

          進撃の巨人のアニメの感想

          「君たちはどう生きるか」の備忘録感想

          宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の公開から2週間以上経ちました。 私は出張と上手く絡んで公開初日に観ることが出来たのですが、滅茶苦茶面白かったので、色々と本を読んだ後にまた観に行きたいと思っています(本当は面白かったか面白くなかったかも書いてはいけないんでしょうが、既にニュース等でかなり肯定的な報道がされていますし、ここら辺は大丈夫でしょう) 備忘録的に初見時の感想を述べたいと思います。ネタバレ注意なので、観ていない人はスルー願います。  あとコメントも映画の内容に

          「君たちはどう生きるか」の備忘録感想

          「ナチス 破壊の経済1923-1945」下巻の感想

          昨年読み終えた本の一冊「ナチス 破壊の経済1923-1945」(みすず書房 著:アダム・トゥース 訳:山形浩生、森本正史)の下巻についての感想です。 上巻は西部戦線の開戦直前まで。準備万端整って開戦!という感じではなく、無理やり軍備に費やしてきた統制経済が、ほぼ「これ以上何かやっても良い方向にいかない」ところまで行ってしまい、「勝てるうちにやろう」という感じで、大戦争が始まりつつあるところで終わりました。 そして下巻は西部戦線の開戦後、つまり、遂に第二次世界大戦中のナチス

          「ナチス 破壊の経済1923-1945」下巻の感想

          「ナチス 破壊の経済1923-1945」上巻の感想

          昨年のことなのですが、読むことを目標にしている本の一冊「ナチス 破壊の経済1923-1945」(みすず書房 著:アダム・トゥース 訳:山形浩生、森本正史)を読みました。別のSNSで投稿した感想を上下巻に分けて、notesの方でも投稿してみたいと思います。 さて,私はプラモデルとかを作る軍事オタクですので、第二次世界大戦時のナチス・ドイツの兵器の性能の良さは知っており、「ナチスは悪いこともしたけど、良い成果もあげた。特に経済」みたいな話からは、まるで呪いにかかったみたいに、な

          「ナチス 破壊の経済1923-1945」上巻の感想

          エヴァンゲリオンの感想: 「何をすれば良いのか分からない。それなら、どうすれば良いのか」の物語

          シン・エヴァンゲリオンが公開された後、エヴァンゲリオンの感想をちゃんと書いていなかったな、と思ったのでちょっとだけ。 ちょっとだけと言いつつ、それなりの長さになるので、予告しておくと、要はこのニューズウィークに書いてある記事と殆ど同じです。遠くアメリカで、私と同じように考えた人が居るんやな、と思って感動しました。 https://www.newsweekjapan.jp/nippon/season2/2021/09/343534.php でも日本では、シン・エヴァが終わ

          エヴァンゲリオンの感想: 「何をすれば良いのか分からない。それなら、どうすれば良いのか」の物語

          3月11日が誕生日の子ども達へ。心の底から、「おめでとう」と「ありがとう」

          私には3月11日が誕生日の家族が居ます。 3月11日は、もちろん東日本大震災の日。あの時のことを忘れないように、テレビや新聞でも特集が組まれます。それは、とても大切なことだと思うものの、何となく1年の中でも、しんみりとした雰囲気になる日です。 だから、3月11日はいつも、悲しみや幸せを考える日です。そのことについて、書いてみたいと思います。 私の家族は3月11日が誕生日と言っても、東日本大震災のあった2011年に産まれた訳ではありません。なので、日付が重なっているだけな

          3月11日が誕生日の子ども達へ。心の底から、「おめでとう」と「ありがとう」

          チェンソーマンの感想:女の子のおっぱいを揉むことから考えていくチェンソーマン漫画第1部とアニメシーズン1

          アニメ化もされて話題になっているチェンソーマンの漫画の第1部(11巻まで)と、アニメ一期を観てみました。まだ完結していない漫画だし、アニメも今後続いていくのでしょうから、迂闊なことは書けないのですが、ちょっと思ったことも有るので、簡単に書いてみたいと思います。 初めに書いておきますが、私はこの漫画の中で姫野先輩が一番好きでしたので、アニメが少し原作を離れて「姫野先輩とアキ君の話」になったことを祝福すると共に、複雑な感情を抱いています。 なんで、初めに書いたのか? それは

          チェンソーマンの感想:女の子のおっぱいを揉むことから考えていくチェンソーマン漫画第1部とアニメシーズン1