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自分にとって優先するものはなんですか?【ユタカジン】

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 タスク管理や時間管理をやっていくと、タスクや時間に集中してそれらをこなすことに気を取られてしまうこともありますよね。

 タスクシュート100日チャレンジ中にトレーナーが言うのもどうかと思いますが、先送り0に集中すればするほどこなす感が出てくることも多いと思います。

 このこなす感というものが曲者で、得意な人はズンズン進み、苦手な人は疲労して諦める分岐点になることも多いようです。

 では、得意な人でも苦手な人でもこういう曲者に対処するための方法、その一つを今日はお話していこうと思います。


タスクも時間も最重要事項ではない

 まず、一番最初に心すべきことから。

 タスク管理や時間管理を始めたとしても、身につけたいとしても、タスクも時間も最重要事項ではないのです。

 タスク管理も時間管理も、自分の人生を豊かにする一つの手段であって、人生における最重要事項ではありません。

 でも、仕事と直結したり、何とか身につけようと意識が強くなることで人生における最重要事項並みに重く見て、自ら設定したその重さに疲れて、押しつぶされて、あきらめる。

 こういう事例を何人も見てきました。これは非常にもったいないです。

 ですので、改めて正しくマインドセットしましょう。

 タスク管理や時間管理を始めたとしても、身につけたいとしても、タスクも時間も最重要事項ではないのです。

 100%とは言わなくても、少しは(せめて10%くらいは)自分のマインドに刻まれましたか?

 では、今日の本当の本題に入っていきましょう。

自分にとって最も大切なことはなんですか?

 タスク管理も時間管理も自分の仕事も社会的な重要性は全部横に置き、自分にとって最も大切なことってなんですか?

 この質問は、あなた自身を構成するものを再確認するためにとても重要な質問なのです。

 私も時々この質問を自分自身に投げかけます。そうしないと、重要性を見誤って色々と重大な失敗をするからです。

 私がこの事実に気付いたのは、だいたい8年前。

 今の奥さんと結婚するだいたい半年くらい前のこと。ちょうど同棲し始めた頃です。

 これ以前は自分が楽しければまぁいいか、と言う感じで、自分にとって楽しいことを最優先としていました。
 そのため、仲の良い友人と遊ぶことは重要ですし、そのために夜の街に繰り出して常連のBarで飲み歩くことも当然のこと。

 そういう生活も当然楽しいのですが、誰かと生活するとなると、それらと一緒に生活する人とどっちが大切か、と言う問題は解決しなくてはならないものです。

 結婚前くらいは、そういう自分のあそび場に連れて行って一緒に遊んだり、逆に向こうのあそび場に連れていかれて一緒に遊んだりとしているわけなのですが、ここで結婚を考えるとまた新しい問題が出てくるわけです。

 この後も、子供が出来たら、という段階があるのですが、発生する段階であって考えることは一緒なので割愛。

 このように問題に気付いていき、色々考えて動いていたわけですが、これをシステム化すればよいのでは?と理解したのはタスクシュートメソッドを理解してからのこと。

 それらの問題が発生する前にシステム化しておくことは、それらの今までやってきたことと新しく始まることのなかで優先すべきことは何か?と自分の中で設定することです。

 私の場合は、以下の優先順位で落ち着きました。

  1. 子供に関すること

  2. 奥さんに関すること

  3. 健康、体調に関すること

  4. タスクシュート関連

  5. 自分の仕事(本業も副業も)

  6. 本を読む

  7. ゲームをする

  8. 友人と遊ぶ

  9. それ以外

大切な順番を設定すると何が変わるのか

 このように大切な順番を明確にし、時々問いかけることで何が変わるのでしょうか?

 それは、いざ何かをしようとしたときに迷いなく行動ができるということと、自分の行動の歪みに気付くことが出来ることです。

 タスク管理や時間管理のようなタスクシュート関連に集中していくと、これをこなすことが最も重要に思えてきます。

 ですが、タスクを管理することよりも家族から声をかけられて何かを頼まれたとしたら、タスク管理を放り出してもそちらを優先する方が私にとっては重要です。

 タスクシュートの記録がボロボロになっても、そこから先、全部の記録ができなかったとしても、それでも家族への行動をとることの方が私にとっては重要なのです。

 ここが設定されることで、終わってタスクシュートに戻ってきても優先順位的に問題ない、と自分で納得が出来ます。
 納得感が現れることで、自分にとって大切なことが出来た、という成功体験が自分の中に生まれるので、最終的には人生の満足感が高まるわけです。

 また、タスクシュートよりも仕事が下位にあることで、私は1分着手がスムーズになりました

 仕事のタスクを満足いくまで進めるよりも、タスクシュートのプランを守るためにちょっとだけ手を付けて止めることの方が重要だ、と自分の中で設定したからです。

 こうして1分着手がスムーズになると、自分の中での「出来た」がたくさん積みあがって、最終的には仕事の満足度も上がります。
 結果として、人生の満足度が高まるわけです。

つまり優先順位を決めるということは

 ここまで優先順位は明確にしようと言い続けてきましたが、つまり、優先順位を決めておくということは、自分に対して何をもって成功したと言えるのかを明確にすることでもあるというわけです。

 成功を定義することで、これで成功、と自分が納得することが明確になります。

 成功が明確になることで、自分の中で成功体験を積み上げやすくなります。

 何より、自分にとって大切なものを明確にしておくことで、いざと言う時の選択を間違えなくなります

 社会的には失敗だっととしても、それはいくらでもやり直しがききます。
 でも、本当に大切なものをなくしたとしたら、それは取り返しのつかないダメージを負うことになります。

 大切なことが明確であれば、そんな再起不能に近いダメージを負うリスクも減らすことが出来るということでもあります。

 このように行動をシステム化することが出来る、というのもタスクシュートのメソッドから思いついたことです。
 そんなタスクシュートを少し、触ってみませんか?

 今なら、この本でタスクシュートが何たるものかの基本が簡単に学べますよ!

最後に

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