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藤井風のライブは、魂のセラピー

藤井風 1997年6月14日生まれ シンガーソングライター(ベジタリアン)
2022年10月15日、ようやくその姿を見ることができました。

ファンになってから1年。
端正な容姿も深い人生観も、努力家で音楽を愛する面も、
画面越しにの姿を見れば見るほど、
一人の人間としてこの世界に存在していることが信じられなかった。

だってあまりにも完璧すぎる。
”常に助け、決して傷つけない。全てを愛し、全てに仕えよ。”
こんなコアメッセージを抱える25歳がいてたまるか!とすら思う。
(ちなみに筆者は3つ下の女子大生です。もし学内に風くんがいたら……と妄想しながら食べるご飯が今日も美味しい!)
実際ライブに同行してくれた、風くんと同い年の先輩(男性)は
「藤井風を好きになった女の子は大変だよね。求める”人間力”の基準が高くなりすぎる」と語っていた。
私からすれば、「僕はもう藤井風と結婚してる」と真顔で言う先輩の方が心配なのだが、藤井風の怖さはここにある。つまり、全人類を虜にしてしまう魅力があるのだ。


日々の心労を彼の声で癒し、その歌詞に救いを求めるようになった、重度の”風民”の私にとって、ライブは一種の賭けだった。
だって、音源だけでこんなに心を揺さぶられるのだ。生で聴いたらどうなる?あの色気を生で浴びたら………怖さより、ぜひとも体験したいという好奇心の方が大きいに決まっている。
迷わずLASAを購入し、当選連絡から4か月。ドキドキしながらライブ当日を迎えた。

藤井風という、たった一人の青年が生み出した世界を、“秋祭り”を、4万人の観客が心待ちにして、大勢のスタッフがサポートする。
一体どんな気持ちでいるのだろう。そもそも私は、何を求めてここに来たのだろう…

その前夜に夜行バスで「インドで日本の愚かさを責められる」という悪夢を見たこともあり(graceのMVに感化されすぎていることは間違いない)、落ち着かない気持ちで開演を待った。

藤井風、降臨。

思わず小見出しを使った。だって降臨したんだもの。
そこに現れたんだよ、Kazeいたもーん!!!(大声)
そこからは怒涛の2時間弱だった。MCも少なく、グッズ紹介もなく、
自分の音楽を好きなように奏でる藤井風と、彼の世界に同調する観客。

なんて美しい世界だろう。
一番星と、花道ステージの風くんが同時に視界に入った時、
あまりの美しさに涙が零れた。
確かにこの世界に存在していた。藤井風は、います。(確信)

彼の凄いところは、紡ぐ言葉に噓がないこと。
「素敵な物だけ吸って、ネガティブな物は吐き出して……」
「みんなパーフェクトな人間であることを忘れんでほしい」
自分を愛することを忘れないでほしい。そうすることで周りにも、世界にも優しい人間になれる。

授業で習っても、まず聞き流してしまうだろう。
正論すぎる、きれいごとなのだから。
しかし彼が口にすると、不思議と胸に入ってくる。


つまり、藤井風の音楽は魂のセラピーなのである
より良い人間になるために、より良い人生を送るために、
もがく人々の指南書となる。
先述した同行者は、彼の音楽を「次世代の念仏」と唱えた。
私も、それが世界の共通認識となることを望む。


グランドピアノ、アルトサックス、ピアニカ、
どれもノールック演奏でかっこよかったな~!!
アリーナの人参ブロック 上手側だった私は、肉眼では
表情の確認が難しいという絶妙な距離感だったが、
オペラグラス越しにうっかり目線が交わったときは腰を抜かすかと思った。心臓に良くないので、あそこまで圧倒的なカリスマは
少し距離を置いて眺めるくらいがちょうどいいのかもしれない。

とは言え叶うならもっと近くで、もっと沢山の歌を聴きたい。
アリーナツアーも行けますように!!


好きな曲TOP3全てを聴けて、本当に幸せだったなあ~
「ガーデン」の時にバックで流れていたハートフル映像はいつ公開されますか?今日も心待ちにしています🌸

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