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【インベスターZから発想するお金のいい話 その9】心理作用とデータ

※ネタばれ注意

「真の投資家は投資について議論しない」
「議論というのは個人の拘りを生み出してしまうからだ」
「拘りを持てば投資は必ず失敗する」
「損はし始めた時よりも、より醜くなる時の方が苦痛はすくない」
→ 「これはプロスペクト理論と呼ばれる行動経済学の理論の1つ」

インベスターZ credit9. どうする塩漬け,講談社,2013年

以下は私の意見です。

人間、プロスペクト理論で説明される心理作用* に支配されている。

*利益で得られる喜びに対し、損失で被る痛みを約2.25倍強く感じるという心理作用。

プロスペクト理論より,ダニエル・カーネマン・エイモス・トベルスキー,1979年

結果、
・儲かる可能性が高いのに、損する小さな可能性があるものに手が出せない。
・一方、ひとたび損失が出ると、その先の損失はしょうがない症候群に陥る。

これらの心理作用が人間が投資をうまくやることを阻害している。

ではどうしたらいいか?

答えは簡単で、データをしっかり見るということである。
これらはあくまで心理作用であって、事実ではない。

データをみて、儲かる可能性の方が高ければ勝負をすればよい。

心理作用などに左右されず、投資は冷徹に行いましょう!








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