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『一緒に働きたい人』15人目: 適切な時に熱い人

基本的に熱い人はいい。
そういう人がいると場が盛り上がる。

ただずっと熱い人は、ちょっとこっちが疲れてしまう。

そういうキャラクターを演じているだけかもしれないが……

一方、普段はたんたんとしている人がいる。
そういう人も、何かの拍子でスイッチが入ると、突然熱くなることがある。

そしてその熱くなるタイミングがすごく良い人がいる。

過去の代表例では、チーム全体がすごいピンチに陥った時に突然熱くなる人がいた。

とあるクライアントへの大切な商談があったが、プレゼンが全くクライアントにささらず、チーム全体が意気消沈していた。

もうだめだなーと私を含め、ほぼすべての人があきらめており、夜も遅いこともあり、とりあえず解散して冷静な頭で後日考えようという方向に大勢が流れていた。

そんななか、一人だけあきらめてない人がいた。
「ちょっといいですか? 」
みんなが帰ろうとする中、突然声を発し、
「まだ負けてないですよ。ただ、このまま解散して帰ったら負けますよ。明日の朝いちばんに、今日言われたことを改善した案をもってけば絶対勝てます。やる気ある人、この後やりましょう。」

これで私も突然スイッチが入った。
「そうだな。やろうぜ。すぐ会社戻ろう。」

この後、営業からも
「今連絡して、明日の朝いちばんでお客さまの時間もう一度もらいました」
という報告。

一気に全員が動き出した。

結果、次の日の朝いちばんの再プレゼンで、大変重要な案件の契約をいただいた。

全員が沈んでいたあのタイミングで熱くなれる人、そういう人と一緒に仕事をしたい。ほんとにすごかった。



5月10日に私の著書が出ました。お金にかかわらず自分が好きなことをやりたい人は、是非読んでいただけますと大変うれしいです。

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