【未来をみよう⑦】『江戸時代初期の均質化の時代』
この前の動画で、明治時代より約150年続いた均質化の時代がそろそろ終焉を迎え、個性化の時代に入ってきているという仮説を提示した。
その前の江戸時代をもう少し分解してみてみたい。
明治時代が始まった1868年のちょうど300年前の1568年に織田信長が、京へ入った。
そしてここから、豊臣秀吉、徳川家康とバトンが受け継がれ、天下統一がなされていく。
この時代、日本に3度にわたり来日したイエズス会宣教師のアレッサンドロは、当時の日本を次のように報告している。
日本人は穏やかで、子どもたちは下品な言葉を使わず、暴力もふるわない。
さらには、大人のような理性と落ち着きをもっている。
服装、食事、仕事などは清潔で美しく、全ての日本人が同一の学校で教育を受けたようである。
正に均質化の時代である。
また、この時代は、幕府や藩がトップダウンで、家臣の学問や武芸を向上させるための学校を積極的に設立した。
そして織田信長が京に入ってから150年。
ここで個性化の時代を切り開く一人のヒーローが現れた。
それは誰でしょうか?
次回のお楽しみに。
See you next time.
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