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✨秋野菜✨

あっという間に9月になり、
10月がもうすぐですね♪
そこで今回は「秋野菜」について記事を書きます( *´艸`)

秋が旬となる野菜には、ちょっとした特徴があり、
冬に向けてわたしたちのからだを守ってくれる力を秘めています。
みなさんのからだにも役立つ秋の野菜たちを、ご紹介します。

食欲の秋と言われるほどの季節ですから、
旬の野菜のおいしい食べ方を覚えましょう!

・10月が旬

10月は季節の移り変わりであり、
気温もぐっと下がり涼しくなってきます。
夏の暑さを耐え抜いたおおくの野菜が、
栄養をたっぷりと蓄えた状態で一気に仕上がるのがこの季節です。
根菜やきのこ、葉野菜などさまざまな野菜が店頭に並ぶでしょう。

10月頃になると野菜に限らず、魚やいも類、果物などの食材が豊富に生産されるため、食欲の秋といわれているんですね。
カロリー控えめの野菜やきのこであれば、ダイエットの邪魔にもならないのでは!?

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・秋野菜特有の効果

秋野菜の特徴は、陽性野菜がおおいことです。
陽性野菜とは、からだをあたためる効果のある野菜のことをいいます。
寒い地方でつくられた野菜には、寒さをしのごうとする力が備わっているといわれていますよ。
その陽性の力は、わたしたちのからだのなかでも同じように生かされるということです。

また、からだのおそうじをしてくれる食物繊維が豊富に含まれていることも秋野菜の特徴です。

・秋野菜がおいしい理由

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水分の多い野菜と聞くと、なんとなくおいしそうな気がしますよね。
しかし、秋野菜は夏野菜に比べて水分が少ないのが特徴です。
秋野菜の代表である根菜類は野菜のなかでも水分が少ない種類であり、そのため加熱することで甘みが増してきます。
甘みの強い秋野菜は、からだの芯まであたたまるスープや鍋料理にむいている食材です。

・代表的な秋野菜とその栄養素【種類別】

葉・茎野菜

チンゲンサイ
免疫力アップにつながるβカロチンをはじめ、カリウムやカルシウム、ビタミンCなどを含んでいます。
ルッコラ
春と秋に旬のある野菜であり、BカロチンやビタミンE、ビタミンKなどの栄養を含んでいます。ルッコラ特有の辛み成分であるアリルイソチオシアネートは、抗菌作用や血栓予防への効果も期待されています。
セロリ
地域によって旬の時期が違うセロリ。10月に長野産のセロリが旬を迎えます。カリウムやビタミンUと呼ばれる胃のはたらきへの効果が注目される栄養素が含有されており、イライラを鎮める効果が期待されるセロリ特有の香り成分であるアピオイルが含まれています。

根菜

ごぼう
滝野川ごぼうと呼ばれる、関東を中心に栽培される長いごぼうは、10月に旬を迎えます。食物繊維を含む野菜の代表でもあるごぼうは、水溶性と不溶性の両方の食物繊維を併せもち、便秘解消や大腸がん予防にも関連しているとされる野菜。ほかにもカリウムやマグネシウム、カルシウムなどの多種類の栄養を豊富に含んでいます。
生姜
根生姜と呼ばれる一般的に流通している生姜は、10月に出荷のピークを迎えます。辛み成分であるジンゲロールは加熱によりショウガオールという成分に変化し、殺菌作用をはじめ、新陳代謝やからだをあたためるはたらきが注目されています。冷え性によく使われている食材のひとつですね。

果菜

トマト
夏のイメージが強いトマトですが、本来は高温多湿には向かない野菜です。実は、最も良質で味の良いのは秋のトマト。10月のトマトは乾燥し始めた気候で糖度を上げ、栄養価もグッと高くなります。トマトの栄養はたいへん高いものであり、抗酸化作用を期待できるリコピンをはじめ、脂肪燃焼効果やアルコール分解能力につながる栄養素を含むといわれています。
カボチャ
カボチャは収穫後、2~3ヶ月してからが最もおいしく食べられます。7~8月に収穫されたカボチャが、最もおいしくなって10月頃出回ります。カリウムやビタミン類、食物繊維を豊富に含んでおり、高血圧予防やアンチエイジング効果、便秘解消にも導く可能性のある野菜です。

きのこ

マツタケ
きのこの最高峰であるマツタケは、収穫量の減少によりたいへん高価なものとなっています。人工栽培が難しいといわれるマツタケは自然に発生するものを収穫するしかないため、毎年価格の高騰が続いているんですね。きのこの主な栄養といえば食物繊維であり、腸内環境をととのえ、有害成分の排出にも関わっているといわれています。

・秋野菜を家庭菜園で楽しむ方法

・プランターで栽培できる野菜
自宅で簡単に野菜を栽培するためには、プランターがよく使われますよね。家庭菜園で栽培期間も短く秋に収穫できる野菜には、ラディッシュやチンゲンサイ、リーフレタスやにんじんなどがあります。

・育て方のコツ
二十日大根の和名でも知られているラディッシュは、サラダに色どりを与えてくれる野菜です。日当たりと水はけのよい状態であれば一年中育てられるのがラディッシュの特徴です。

チンゲンサイは病気や高温に強い野菜であるため、
あまり手間をかけずに簡単に育てることができます。
10~15cm程度で収穫できます。

リーフレタスは25℃以上の温度管理が必要ですが、
水耕栽培もできるので、キッチンで栽培することも可能です。

にんじんは水の管理が重要です。
発芽率を高めるためには種に薄く土をかぶせ、根を張るまでは水を切らさないようしなければなりません。
ミニにんじんはプランターでも育てやすい品種です。

・種まき・苗の植え付け時期

今回ご紹介した野菜は、7~10月の種まきで秋に収穫できます。
厳密にいうとラディッシュとチンゲンサイは9~10月、にんじんは7~8月頃が種まきにむいています。
リーフレタスは8月中旬から9月中旬に種まきをしますが、種を湿らせたキッチンペーパーに包んで3~4日冷蔵庫で保管し、根を生やし始めた種を植えつけると収穫時期を揃えることができます。

・収穫時期

1~4ヶ月ほどで収穫ができます。ラディッシュとチンゲンサイは1~2ヶ月、リーフレタスは2ヶ月、にんじんは2~4ヶ月で収穫が可能です。

秋野菜で冬を迎える準備をしましょう🌈

食物繊維をはじめ栄養がギュッと凝縮された秋野菜は、
歯ごたえもあり食べごたえ抜群の野菜ばかりです。
秋の野菜は、冬の寒さを迎えるわたしたちのからだを支えてくれる縁の下の力持ちです。
鍋料理もおいしくなるこの季節に、秋野菜をたっぷり使ったレシピでからだもこころもしっかりあたたまってくださいね!

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