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子育てが辛い…

育児は24時間、365日休みなしで、想定外のことが次々と起こります。慣れない育児に、精神的・体力的な負担が蓄積している方も多いのではないでしょうか。
子どもには個性があるので、子育てには「絶対にこれが正解」というマニュアルはありません。
でも、子育てを経験してきた先輩方の体験談から大変な時期も上手に乗り越えるコツを知れば、育児の負担感の軽減につながります。

この記事では、子育てが大変だと感じる時期と乗り越え方を、わかりやすく解説します。

肉体的な疲労が多い

「子育ては体力勝負」と言われるほど、肉体的にハードな生活が続きます。赤ちゃんが生まれると、授乳やおむつ替えなど、昼夜を問わずに赤ちゃんのペースに合わせたお世話が必要なので、ママは睡眠時間が不足しがちです。他にも、離乳食、寝かしつけ、お風呂、日中の子どもの遊び相手などもこなさなくてはなりません。さらに、仕事をしながら子育てしている方は、仕事と家事育児の両立で疲労が蓄積してしまいます。

精神的な疲労

子育て中はこれまでの生活と180度変わり、子ども中心の生活になります。

  • 夫が忙しくて、一人で子育てを行っている(ワンオペ育児)

  • 転勤で親元を離れ、周囲に頼れる人がいない

  • 子どもの命を預かる重圧感

  • 子育てが思い通りにすすまない

  • 自分の時間がなくなる

  • 社会から取り残されたように感じる

  • 子どもから目が離せない

上記のような理由で、子育て中は精神的な負担を感じる方が多いのです。

子どもの性格で大変さが変わる

「上の子の子育ては楽だったのに、下の子は大変だった」「兄弟で子育ての大変さが全然違った」などの声を耳にすることはないでしょうか?子育ての大変さは、家庭環境だけでなく、子どもの生まれ持った気質にも左右されます。そのため、同じ環境で同じ育て方をすれば、必ずしも楽に育てられるというわけではないのです。

もし、自分の子どもが育てにくいと感じても「育て方を間違えている」と落ち込むのではなく、子どもの気質だと理解して、それに合わせた対応を心掛けましょう。

子育てが特に大変なのは何歳?

子育てが特に大変なのは、0~3歳くらいまでの時期と言われています。

  • 言葉で意思の疎通ができない

  • 好奇心が旺盛だが、善悪の区別がまだつかない

  • 自分のことが自分1人ではできない

子どもの成長段階に応じて育児の内容は変わってきますが、3歳ごろまでは生活のほとんどで両親の手が必要なので、大変だと感じることが多いのです。

はじめての育児への不安

初めての育児は、授乳の頻度や、寝かしつけ、沐浴、病気になったときの対応などわからないことだらけです。そのため、新米ママの多くは、慣れない育児に不安や戸惑いがあります。

乗り越え方

不安や悩みは一人で抱えこまずに、パートナーや両親、友人などに相談し、協力を得られることはお願いしましょう。身近に頼れる人がいない場合は、地域の子育てサポート制度を利用して、いざというときでも頼れる先を作っておけば安心です。また、ベビーマッサージや、ベビーヨガの教室に通って、同じくらいの月齢の子がいるママと話してみると気分転換になります。

病気や発育に関する悩みは一人で抱えず、早めにかかりつけの医師や、市町村の保健師などの専門家に相談しましょう。

授乳や母乳に関する悩み

新生児の時期は、2~3時間おきに昼夜を問わず頻回な授乳が必要なので、ママはどうしても寝不足になりがちです。また、授乳が軌道に乗るまでは、母乳がなかなか出なかったり、赤ちゃんが上手に飲めない、乳腺炎になったりというトラブルも生じがちです。

乗り越え方

体質によって、母乳が出づらい方もいます。母乳のことで悩みすぎると、ストレスでさらに母乳の出が悪くなる場合もあります。母乳が軌道に乗らず大変に感じたときは、産科の母乳外来や、桶谷式の母乳相談室などに相談してみましょう。

また、睡眠時間が足りなくて体力的につらいときは、家事を少しお休みし、眠れるときは眠るなど、自分の体をいたわってあげましょう。

自由時間がない

赤ちゃんとの生活は、日々成長する様子を間近でみることができてとても幸せですが、育児に休日はありません。24時間赤ちゃんのお世話だけで、今まで趣味などに費やしていた自分の自由な時間がなくなります。「自分の時間がほしい」「好きなことをしたい」などと感じる方が多くなります。

乗り越え方

次の授乳までの隙間時間を上手に活用し、短時間でリフレッシュする方法がおすすめです。休日、パートナーに赤ちゃんを任せて一人で買い物に出かける、読書をする、とっておきのお菓子を食べるなど、ささやかでも「自分一人の時間」が持てれば、良い気分転換になってリフレッシュできます。

授乳の間隔が長くなってきたら、美容室やマッサージ、エステなどで自分をいたわってあげるのもおすすめです。

好奇心が旺盛で目が離せない

6カ月~2歳くらいの子どもは、好奇心が旺盛なので大人のまねをしたり、なんでも口に入れたりします。そのためちょっとでも目を離したすきに、事故が生じる危険があります。階段やベッドから転倒、熱いものを触ってヤケド、医薬品やおもちゃの誤飲などの事故が生じるリスクがあり、子どもから目を離せません。

厚生労働省も、自宅での医薬品の誤飲事故が、6カ月~2歳児に多いとして注意喚起しています。

乗り越え方

子どもにとって危険の可能性があるものは、徹底して身近に置かないようにして、ケガや誤飲のリスクを回避しましょう。
口に入れたら危険なものは、子どもの手の届かない場所や見えない位置に保管してください。
日中、子どもが遊ぶスペースをベビーサークルで囲ったり、部屋の入口にベビーゲートを設置して安全を確保しましょう。

夜泣き

夜泣きは、昼夜の区別がはっきりしてくる生後6カ月くらいの時期から始まり、多くの場合、2歳頃には収まると言われます。夜泣き=成長の証とも言えますが、理由もわからずに夜通し泣き続ける場合もあり、パパやママは、泣き声にイライラしたり、寝不足で疲弊してしまいます。

乗り越え方

夜泣きは、いつまでも続くのではなく年齢が上がるにつれてなくなります。

  • 早寝早起きの習慣をつけ、朝は7時までに起きる

  • 寝る前にブルーライトを発するテレビやタブレットを見せない

  • 昼寝時間が長くなりすぎないようにする

  • 寝る前の行動の習慣化(睡眠前のルーティンを決める)

  • 日中、なるべく太陽の光を浴びる

夜泣きを改善するためには、上記の方法が有効と言われています。できることからぜひ取り入れてみてください。

まとめ

子育ては0歳~3歳くらいの時期が最も大変で、多くのパパやママが育児の悩みを抱えています。
夜間の授乳や、夜泣き、イヤイヤ期など、なにかと大変なことも多いですが、つらいことばかりではありません。
子どもは毎日少しずつ成長しているのです。
子どもの成長を近くで見守ることは、パパやママにたくさんの幸せも与えてくれます。

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