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これであなたも変われる!掃除嫌いを克服する方法

きれいな部屋で生活をしたい…それは誰もが願うことです。でも、ついつい「明日でいいや」と後回しにしてしまうことはありませんか?

でも、ホコリは毎日溜まってくるし、次第に部屋の中はものであふれてしまいます。そして、いつのまにか大切なものをなくしてしまう…

意を決して「部屋を掃除するぞ!」と思うものの、「部屋をきれいにしないといけない」と思えば思うほど、余計に掃除をしたくなくなってしまい、悪循環に陥ってしまいます。

そこで今回は、なぜ掃除が嫌いになってしまうのか、そして掃除嫌いを克服する方法について紹介します。

■掃除が嫌いな理由は?

掃除が嫌いになってしまう理由としては、大きく2種類に分けられます。

▽掃除に対するハードルを上げる

自分の中でのハードルを上げると、次第に掃除に対するやる気がなくなってしまいます。


①がんばりすぎる

掃除が嫌いになる最大の理由、それはがんばりすぎてしまうことです。「部屋をきれいにしないといけない…」「掃除をしないといけない…」人は「やらなければならない」と思えば思うほど、「あれも」「これも」と思うようになっていきます。

すると自分の中でやるべきことのハードルがどんどん上がっていきます。しかし、人はハードルを上げてがんばりすぎると疲れてしまいます。一度疲れてしまうとなかなか「またやろう」とは思えなくなり、次第に掃除そのものが嫌いになってしまうのです。

②一気に掃除をしようとする

人はなにかが嫌いになると、少しでも後回しにしよう、まとめて一気にやろうと思うようになります。掃除が嫌いな人の場合も、「週末に・・・」「年末に・・・」と考える場合が多いです。しかし、人の集中力は限られています。一般的に、人の集中力の平均は45分程度、長くても90分程度だと言われています。

それは、集中力の波が15分程度ごとに訪れるためです。例えば、小学校低学年くらいまでの子どもの集中力は15分程度です。そのため、子ども向けのアニメは1話10分程度に収める、もしくは途中でCMが入っています。

そして、成長するとともに集中力も増し、学校の授業時間も45分になっていき、最も集中力の増す大学生になると授業時間は90分になります。ただし、人は一度に集中すると疲れてしまうので、集中した後は適度な休憩が必要となります。

掃除に関しても同じで、一気にしようとしても、途中で集中力が切れてしまい、疲れてしまいます。誰でも、疲れることは嫌ですよね。そのため、「掃除=疲れる」という考えになり、掃除そのものが嫌になってしまいます。

また、一気に掃除しようとすると、汚れがたまってしまっているので、一度に多く掃除をしなければならなくなります。毎回大変な思いをするのも嫌で、また先延ばしにしてしまい、さらに汚れが溜まってしまう…と、悪循環に陥ってしまうこともあります。

▽ものに振り回される

部屋中にあふれたものを見ると、「きれいにしなきゃ」と思います。

しかし、ものを整理しようとしてもなかなかうまくいかず、次第に後回しになってしまいます。

①ものが多すぎる

いざ掃除をしようと思っても、ものが多すぎて整理がつかず、いつまでも終わらない…するとだんだん、掃除が嫌になってしまいます。これは自分が必要とする以上のものを持っているために起こること。自分で管理しきれないほど、部屋の収納量を超えるほどのものを持っているために起きてしまうのです。

②ものの配置が定まっていない

脱ぎっぱなしの服・床に散乱したもの・ごちゃついたテーブル…床やテーブルにものが出しっぱなしになっていると、それだけで散らかった印象になります。さらに、ものを置く場所が正確に決まっていないと、そもそもどこに置けばいいかさえ迷ってしまいます。

③ルールが細かすぎる

ものの配置が決まっている場合でも、そのルールが細かすぎる場合、余計に掃除嫌いになってしまうことがあります。なぜなら、細かいルールを守ろうとすると、頭が混乱しやすいためです。また、細かいルールを設定すると、少しルールを破ってしまっただけで達成感が感じられなくなってしまいます。

人は達成感が感じられないとやる気を失ってしまいます。せっかくルールを作っても、ルールを守ろうと無理をしたり、守れずに自分を責めたりしてしまったら、だんだん嫌になってしまいます。

■きれい好きなのに掃除が好きになれない心理

「きれい好き」には大きく分けて、ホコリなどが嫌いな「清潔好き」と、乱雑な部屋が嫌いな「整理好き」の2種類があります。

①清潔好き

ホコリなどを嫌い、常に清潔な状態を保ちたいと願うタイプです。そのため掃除や洗濯はこまめに行い、常にきれいな状態を保とうとします。しかし、掃除や洗濯を徹底的に行おうとするためいつも忙しく、精神的にも肉体的にも余裕が見られません。

また、ホコリなどは嫌いますが、ものが多いことに対しては特に何も感じません。そのため、清潔好きの中にはものが多く、整理がついていない場合もあり、散らかった印象を受けることがあります。ものが多く、散らかっていると次第に掃除そのものが嫌になってきてしまいます。

さらに、日ごろからきれいに保とうとがんばりすぎるあまり、一部の掃除だけで疲れてしまい、隅々まではなかなか掃除できません。

②整理好き

ものを常に少ない状態にしておき、整った部屋を保ちたいと願うタイプです。最低限のものしか持たない「ミニマリスト」はこちらのタイプになります。自分にとって必要なもの・見栄えのいいものしか持たない。そのため、ものの配置場所は決まっており、散らかった印象を受けません。

ただし、ものが床に落ちていることは気にしますが、ほこりや汚れはそれほど気にしません。なので部屋の整理整頓は好きだけどほこりなどを掃除することは面倒くさい・嫌いな場合もあります。

上記2種類以外に「潔癖症」という「きれい好き」が度を過ぎて病になってしまう場合もあります。

③潔癖症

潔癖症とは強迫性障害の一つで、「不潔」に対し異常なほどの恐怖心を抱く病です。つり革やレストランの食器など、他人と同じものを共有することができず、常に汚れを落とそうと何度も手を洗ったり、お風呂に入ったりします。

そして自分の体についた汚れを落とそうとするあまり疲れてしまい、部屋の掃除は満足にできなくなってしまいます。また、人によっては汚れに触ることができず、トイレ掃除などをすることが出来ない場合もあります。

■掃除嫌いを克服する方法

掃除嫌いを克服する方法、それは掃除嫌いになる理由を改善することにあります。ここからは、掃除嫌いを克服する方法を紹介します。

▽掃除に対するハードルを下げる

掃除嫌いを克服するには、まず掃除に対するハードルを下げる必要があります。

①がんばりすぎない

人はあまりにもがんばりすぎると、そのことが逆に負担になってしまいます。がんばりすぎず、適度に手を抜くことを心掛けましょう。

②少しずつ掃除をする

まとめて掃除をしようとすると疲れてしまいます。1日5分でも良いので少しずつ掃除をし、汚れをなるべくためないように心掛けましょう。

③掃除を習慣化する

人は一度習慣化されたことを守ろうとします。毎週この曜日にはこの場所を掃除する、毎日掃除機がけだけはするなど、ほんの少しの掃除を習慣化するようにしましょう。

▽ものをきれいに置く

床にものがなく、きれいに収まっているだけでも部屋の中がきれいに見えます。

①ものの量を減らす

片付けても片づけても部屋がきれいにならない場合、明らかにものが多いのが原因かもしれません。今自分に必要なものは何か、自分にとってあると本当にうれしいものは何かを考え、ものを減らしてみましょう。

②ものの配置を決める

ものは配置場所が決まっていると、きれいに整って見えます。ものの配置場所を決め、一度使ったらまた元の場所に戻すようにしましょう。

③ルールはおおざっぱに

ものの配置や掃除のルールなど、ある程度決めておくと整理がつき、効率が上がります。ただし、細かく決めすぎるとかえって負担になり、達成感が低下するため、ルールはおおざっぱに決めるだけにしましょう。すると少しルールを守るだけでいいため、達成感を味わうことができ、自己肯定感が高まります。

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