褒められるって、嬉しいですね

今、お仕事を請け負っている会社の方達が、とっても褒め上手なんです。
みんな20代前半から30代前半の若者たちなのですが、感謝の言葉や相手を褒める言葉を上手に使える人ばかり。

その中でも特に、同じ部署のAさんがとてつもなく褒めてくれる
「褒めマシーン」なのだ。
ほんのちょっぴりでも成果が出ると「素晴らしい！！　さすがです！！」と言ってくれる。
質問をすれば「良い質問ですねー」といい、折に触れ「いつも貢献してくれて感謝しています」と言ってくれる。
洋服や持ち物についても、「似合ってますね」とか「可愛い形ですね」なんていう。
それがまた違和感なく、さらっと口にできる若者。
この歳になってそんなに自然に褒められると「こそばゆい」感もあるが
やっぱり嬉しい。
いつも思っています。
「Aさん貴方こそ素晴らしい」って！！
褒めの才能、見習っていこうと思います。

褒め言葉は魔法です

改めて「褒める」ということを考えてみました。
よく人を育てるには、褒めて伸ばすという言い方を耳にします。
でも正直、褒めてばかりはいられない。
だから褒めた後に、ちょっとだけ本音をちらつかせてしまう。

例えば子供に対して「上手に出来たねぇすごいよ～」と褒めた後
「じゃあ次は●●してみようか」と次の課題を出してしまう。
部下には「資料、とても良く出来ていたよ。さすがだね～」と言ったあと
「少しだけ気になる点、チェックしておいたから見ておいて」と言ってしまう。
言われた側は、嬉しいけれど、有頂天にはなりきれない

だけどたまには、掛け値なしの褒め言葉を言ってみよう！

褒めたくなったことや感謝の意を、素直に言葉にしてみよう。
そして照れくさかったら、シンプルに。
「ありがとう」
「スゴイよ」
「素晴らしい」
「神！」
「ナイス」

何を褒める

・性格を褒める
・行動を褒める
・容姿を褒める
・センスを褒める

色々あるけど、私の場合は、性格や行動を褒められると、自己効力感が高まりやる気が出る。
「集中力があるよね」と言われれば、たいして無いのに集中しようと努力する。
「ポジティブだよね」と言われれば、いつもそうあろうとする。
褒め言葉によって、もっと良い方向に向かっていく。

私が思う、究極の褒め言葉、それは
「存在自体を褒める」
「貴方がいてくれるとホッとする」「貴方はなくてはならない人」
なんて言われるのが一番嬉しい褒め言葉かな。