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【実は凄いこと!】配当金ってなんだろう?

 株式投資を始めると、ほとんどの人が値上がりでの利益を追求します。

 値段が上がっていないかとこまめに株価をチェックして、少しでも上がると売却もしていないのに嬉しくなってニヤニヤしてしまいがちです。

 ですが、値上がり利益だけではない株式投資のもう一つの利益を無視してはいけません!

配当って何?

 私もこれから投資を始める方には、値上がり利益も大事ですが配当金についてもしっかりとチェックするよう伝えています。

 株式投資の醍醐味は値上がり利益で一攫千金だ!的な風潮が強いため、その存在が薄くなりがちですが…

 特に日本の企業の株を購入する投資家にとっては、その存在は重要です!

 そもそも配当とは何なのでしょう?

 その企業の株を購入して株主となると、持っている株の数に応じて、株主はその企業から利益の還元を受ける権利を持つことになります。

 この株主に分配される現金が配当金なのです。

 あくまでも利益の還元なので、会社の利益の状況によって金額は変わります。年1度の本決算もしくは、中間決済を含めた年2度支払う企業が多いです。

一株でも持ってればもらえる⁈

 『でもそういうのって、100株とか1,000株とか、まとまった数持っていないとダメでしょ?そんなにお金ないよ!』という人をたまに見かけます。

これは誤解です!

 確かに株主優待は持っている株数に条件があるため、少ない株数では貰えない可能性があるのですが、配当金は持っている株数に応じて変化するだけなので、1株だけでもその分の配当金が貰えます。

 ただし、もらえる株数に条件はなくても、持っている日は決められており、その日の時点で持っていないと貰えません!

 銘柄ごとに定められた権利付最終日という日があるのですが、その日の市場が閉まる時点で保有していることが条件です。

実は無視できない利回り

 配当金は一株でいくらという形で金額が決められます。数円から数十円の企業がよくみられます。

 『え?たったの数円しかないの?』と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、配当金の利回りは無視できません!

 例えば、1株1,000円のA社の株を100株持つとします。合計で、10万円ですね。

 仮にA社は業績が良く、1株20円の配当金が出るとしましょう。

 1株1,000円の株を100株持っているというこは、2,000円(課税前)の配当がもらえる計算です。この場合の利回りは、2.0%になりますね。

 大手銀行の普通預金の場合、金利は0.001%(2022年4月現在)のものが多く、10万円預けても1円しかもらえませんから、いかに配当金が大きいかがわかります。

 株式は普通預金と違って元本割れのリスクはありますが、配当金がもらえるということは実は凄いことなのです!

お知らせです!

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