【日記】モチましてあけでとう
年末年始、実家に引きこもり続けてはや一週間、気づいたことがある。
モチ、食ってない…。
白くて純白に輝くムニムニとしたかわいい餅に、きな粉や醤油といったような衣装を纏い、海苔といったコートで巻く。
美として完成したものを口に運ぶ。
口の中で美が崩壊するさまを考えながら、咀嚼して嚥下するときに、喉の奥で詰まるのだ。
『うっ、、
くっ、、苦しい!!!』
そうやって生命を失っている人が世界に何人いるのだろうか、モチは生命の危機に瀕する殺人兵器なのではないか。
そう考え、今年の年始はモチを食べることを諦めた。
武器を捨てて平和に行こう。
と思ったのも束の間、朝食にお雑煮が出てきた。
これが食べたかったんだよね。ラッキー。
よっ!!!タイミングがいいね!お母さん!!
活発な太鼓持ちになっていた。
食事中、ペットのワンコたちは久々に実家に帰った私ではなく、両親のほうへいつもゴハンをねだっている。
焼き餅を焼いている、自分をかえりみた。
ワンコにモテるかっこよさを上げるために、力持ちになることを目標に筋トレをしよう。
そう雑煮をたべながら抱負を決めた。
雑煮に入っているモチモチしたモチをパクパク食べて、今年も一年シャキシャキと頑張っていく。
今年もよろしくね。
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