学びも変革が必要に:AI時代の課題
宿題で生成AIを丸写しする問題を指摘する記事。
でも、私が学生でもこっそり同じ行動をとる気がする。目の前に生成Alがあったら。独力でやる意味が見いだせなかったら。
たとえばブログなどを読んでいて、「ああ、この文章、生成Alで出力したものだなあ」となんとなく分かる。丁寧で分かりやすい文章だが、平板で無機質な感じ。
やっぱり心を動かされるのは、人間が書いた文章だ。
ただ、英語で日記・・。それは難易度高い。日記だけでもキツいのに。目の前に生成AIがあったら、そりゃあまず間違いなく使う。
それではAIがある前提でどんな授業が有効なのか。まずはGeminiに聞いた。
回答:
生徒の主体的な学びを促す、生成AI時代の英作文宿題
生成AIの発展により、英作文宿題を丸写しする学生が増えている現状は、教員にとって大きな課題です。しかし、AIを敵対視するのではなく、学習を活性化するツールとして活用することで、より効果的な英作文指導が可能になります。
以下、生成AI時代の英作文宿題のヒントを5つご紹介します。
1. 思考力・表現力を問う課題を設定
単に答えを導き出すだけの課題ではなく、生徒自身の考えや経験を英語で表現させるような課題を設定しましょう。
特定のテーマについて議論する
自分の意見を論理的にまとめる
ストーリーや詩を作成する
ロールプレイやプレゼンテーションを行う
2. 段階的なサポートを提供
いきなり難しい課題を与えるのではなく、段階的に難易度を上げていくようにしましょう。
最初は簡単な文型や単語を使って短い文章を書かせ、徐々に複雑な文章へと導く
例文や参考資料を提供する
個別指導やペアワークを取り入れる
3. AIツールを活用したフィードバック
生成AIツールを使って、文法やスペルミスをチェックしたり、より自然な表現を提案したりすることができます。
複数のAIツールを使い比べることで、より客観的なフィードバックを得ることができます
AIによる指摘を鵜呑みにせず、あくまでも参考資料として活用する
4. プロセスを評価
完成した英作文だけでなく、学習過程も評価しましょう。
下書きやメモなどを提出させる
学習意欲や積極性を評価する
他の生徒との協調性やコミュニケーション能力を評価する
5. 創造性を鼓励
型にはまった英作文ではなく、生徒自身の個性や創造性を活かせるような課題を設定しましょう。
写真や動画を使って英作文を作成する
音楽やアートを取り入れた英作文を行う
独自のストーリーやキャラクターを創造する
Web上には以下のような実践例も。
方法によっては、どんどん学びを深めることができる。しかしそれには先生もより研究を深める必要に迫られる。
正直、仕事に生成AIを直接活用するべき私でさえ、生成AIを学ぶ時間の捻出は課題だ。それを多忙な先生達により求めることが可能なのだろうか。
そうなると問題は「働き方改革」に繋がっていく。
また、相変わらずネットワークも課題だ。
先日教育関係のセミナーで、生成AIを活用した公開授業に参加したが、ネットワークの遅さで、流れが断続的に止まった。おそらく現場でも教える側に相当負荷がかかっているのではないか。
生成AIは学び方をより進化させる。しかしそれを実現するには、環境面の整備が喫緊の課題だ。
教育・IT関係の情報、時々一人旅の記録や日々の出来事など発信。最近は生成AIにハマっているのでそっち系多め。地方在住。読書好き。犬と猫を飼っています。