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[コントロール]やばい、キレそうです...

登場キャラ
・サトシ
うだつの上がらぬサラリーマン(31歳)。日々会社のストレスに押しつぶされそうになっては、ジェームズのカウンセリングに行っている。未婚。座右の銘「三日坊主」
・ジェームズ
 脳医学カウンセリング:ジェームズを営む脳医学者。フランスと日本のハーフで、京都大学に現役合格後、脳医学を専門で学んでいた。知識、実績は本物だが専門分野について話すときオタク口調になってしまう。ドーナツが好物。
座右の銘「呉越同舟」






前置き

ジェームズ:こんにちわ、サトシさん。どうしたんですか?顔が赤くなってますよ

サトシ:先生。聞いてください(グッ💪とこぶしを握る)今日、上司に怒られたんですよ。ちょっとしたミスだったんですよ?それを鬱憤を晴らすように僕にあたってきて30分間怒られ続けましたよ!!!今思い出すと腹が立ってきます!!

ジェームズ:それは、災難でしたね。

サトシ:先生!なんか上司を合法的に殴れる方法を教えてください!!ちょっと一発ドカンと行ってきます!👊👊

ジェームズ:気持ちは痛いほどわかるのですがそれは、どちらも得しないLOSE-LOSEの行動になってしまいます。どうせ相手はすぐ変わらないんだから自分をレベルUPさせ怒りに対する対処法を身に着けるといいでしょう。

サトシ:怒りの…対処法???

ジェームズ:はい、きょうは、怒りに身を任すとどうなるか→怒りが沸き起こるメカニズムを脳医学で解説した後、その対処法について具体的に説明していきます。

サトシ:よ、よろしくお願いします!!

怒りに身を任せると

ジェームズ:突発的に起こる怒り。これはどんなに気を付けていても急に来られるので私でもㇺッっと来ることがあります。これは、怒りの感情伝達が速すぎて理性が追い付かないためおこる現象です。ちなみに理性は6秒後にやってきます。

サトシ:先生でも怒りをコントロールするのは難しいんですね。

ジェームズ:しかし、対策や仕組みを知ってるととっさに対応もできるようになります。そこで初めは無知なまま怒りに身を任すとどうなるかをおしえます

・家族、友人関係を壊す。壊すのは一瞬だが修復には長い時間が必要
・生産性が下がる
・評価が悪くなる
・自己肯定感が下がる
・適切な判断を取れなくなる

BREAK 人間関係


サトシ:めちゃくちゃありますね。しかも関係を壊すのは一瞬だけど直すのは時間がかかるって痛いほどわかります・・・

ジェームズ:そうです、江戸時代の武将「徳川家康」も”怒りは敵である”と言っておりますし、映画のアウトレイジでは怒ったやつから〇んでいきますし、怒りとは百害あって一利なのです。

サトシ:なんで、そんな感情ができちゃったんですか!!!

怒りのメカニズム

ジェームズ:昔は、今、狩猟採取時代にはこの怒りが狩りや、仲間を守るため役立ったのですが現代では役に立つことはなく逆に裏目に出ています。

サトシ:怒って髪が金色になって急激に強くなることもありませんしね...

ジェームズ:そしてここが面白いポイントですが怒りはどうやって発生するか?ですが、怒りというのは一時的な感情の後二次的に引き起こされるのです。

サトシ:

え!!??

怒りは怒りじゃないんですか???

ジェームズ:例えば、サトシさんがとっておいたケーキを私が食べたとします。そうすれば無意識化で「ケーキを食べられて悲しい」と考えるのです。そして次が重要なのですが「次からケーキを食べられないよう怒って相手に威嚇しておこう」と無意識に考えるのです!

サトシ:な、なに~~~~!!!???

ジェームズ:また、自分が当然、当たり前と思ってることを相手がしない場合も怒りのトリガーとなります。「5分の遅れは大丈夫」という人と、「5分前には着ておくのが当然」という人がぶつかると修羅場になるわけです。

サトシ:よくある、カップル同士のけんかですよね。」

ジェームズ:さらに、自分が大切にしている人/物/信念を馬鹿にされたり、傷つけられると「悲しい→こいつには攻撃しておこう」と防衛感情として怒るのです。

サトシ:まさに、クリリンのことかーー!!!って状態ですよね。

名シーン

怒りの対処法

ジェームズ:ここからは、具体的な怒りの対処方法です。

サトシ:待ってました!!

ジェームズ:最初に理性は怒りから6秒遅れてやってくるといいましたよね?実は、この6秒間の時間を稼げば理性的に考えれるようになるのです。

サトシ:6秒なら余裕ですね!!(笑)

ジェームズ:侮ってはいけません!!サトシさんも友達にキレたとき1秒もしない間に悪口言ってしまったことないですか??

サトシ:あ、あります...そのときはもうカッっとなっちゃって

ジェームズ:そう、カッとなると視野も狭くなります。よくケンカでは2,3種類の悪口が飛び交うといったシーンも視野が狭まりボキャブラリーが狭くなってるためです。

サトシ:確かに「馬鹿」「なんで」「キモイ」とかしかしゃべれないのかなと思っちゃいます。

ジェームズ:そうならないためにはまず


・イラッ💢ときたら合言葉を決めておくのです!!


サトシ:合言葉??開けゴマとかですか?

ジェームズ:NO、NO 合言葉というのは「何とかなる」「サイコー!」「大丈夫!」というポジティブなことばです。

サトシ:そんなんに意味があるんですか!?

ジェームズ:大アリですよ!自分の言葉を聞くことで脳もなぜそのような言葉を言ったのかと無意識に考えるようになり冷静になれるし、イラついたときに「サイコー!」なんて言えると自分に笑ってしまいます。

サトシ:起こった時に、「サイコー!」って...やばい人ですね(笑)

ジェームズ:ですが、とっさの怒りに対して口に出すのは意外に難しいものです。ですから、何かあったら「サイコー!」と口に出す習慣を身につけましょう。アリストテレスの有名な言葉に:”言葉が変われば行動が変わる”
というものがあります無意識にできるよう訓練していきましょう、怒りも訓練で何とかなるのです。また、変人と思われても人は他人のことを気にしてません、界隈ではスポットライト効果と呼ばれてるんですが、まあ。それ世にも怒りを周りに魅せず逆に図分の機嫌を取れるとしたらおつりがくるぐらいですよ。また脳医学の視点から見るとデスネ...

サトシ:先生!!オタク口調なってますよ!最近落ち着いてたのに(笑)

ジェームズ:OH,失礼しました。要するに怒ったら「大丈夫」「サイコー!」というように決めておいて怒りをコントロールしましょう。
また、自己受容も大事です。

サトシ:自己受容?ですか??

ジェームズ:はい、まぁ自己肯定感ですね。じつは、自己肯定感高い人は自身と余裕が生まれ防衛感情のため怒る必要がないのです

サトシ:と、いいますと??

ジェームズ:たとえば、ある上司から
きみは馬鹿だねと言われても肯定感が高い人なら「悲しい」と感じるより先に
「ぼくは、そうは思わない」と考えるため一次感情が変化するので怒りにまで発展しないのです。
*(著者):他にも自己肯定感を高めることにはメリットがありますので詳しくは前のカウンセリングをどうぞ⇩

サトシ:そうなのか!!というか、それ、ぼくがさっき上司から言われた言葉なんですけど…

まとめ

ジェームズ:今回のまとめです

・怒りは百害あって一利なし
・怒りは自分を守るため発生する
・イラッっと来たら「サイコー!」と言おう

ジェームズ:今回の内容は私のNOTEに後ほど掲載しておくのでフォローして復習するように、人は20分で43%一日で75%忘れてしまいます。

サトシ:わかりました!

ジェームズ:下の♡を押してくれると励みになります

サトシ:♡ですね!!
それにしても、今回も耳よりな内容でした!けど、サイコー!というのはいつ見ても笑っちゃいます(笑)

ジェームズ:自分でもバカバカしいと思うことほど頭り残りやすいです。イライラしたら余裕がなくなってしまうのでやはり、サイコー!というのは言いやすさの観点から見てもGOODでしょう。
そして、今回のカウンセリング代金としてDonutを...

サトシ:もちろん、もう買ってありますよ!今回は「日曜日限定!!!太陽1/200億サイズフレンチクルーラー」です!!

ジェームズ:WOW!おいしそうですね!!!

サトシ:先生、わたしが後で食べると……

ジェームズ:もちろん、キレますよ


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