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「精油」とは?!

こんにちは
アロマ男子®️育成家
星野知子です。

今日は
「精油」について
ご説明したいと思います

「精油」=エッセンシャルオイル
とは

100%天然の植物から
高濃度に抽出した
香り成分(芳香物質)
です。

植物は
それぞれ独自の香りがしますよね?!

その香りは
植物の中の
特別な分泌腺で作られた香り成分で
“小さな袋”にはいっています。

その“小さな袋”は
植物の花や茎、葉、実、木、樹脂など
存在する箇所がそれぞれ異なります。

その異なる箇所から
水蒸気蒸留法や圧搾法など
適した抽出方法で
取り出した香り成分を
「精油」といいます。

油という字を使っていますが
オリーブ油やなたね油とは
化学的にまったく別物です。

「精油」は
天然の有機化合物の集合体
になります。

ひとつの「精油」には
天然の化学物質が
100~数百種類も含まれているのです。

イギリス式は
「リラクゼーション」として

オイルに精油を希釈して
ボディマッサージをするのが主流ですが

ベルギーやフランスでは
「メディカルアロマ」として
「精油」は
医薬品扱いされているものもあり
主に薬局で販売されています。
(アロマの学校では医師が処方していると習いましたが、
実際には薬局で販売していて、
誰でも購入できます)

希釈して塗布したり
飲用することが多いそうです。

※イギリスでも
「クリニカルアロマ」として
医療現場でアロマの臨床例はたくさんあるようです。

※ドイツ、アメリカでも
医療現場でアロマは使われています。


お薬と同じ作用=薬理作用が
科学的に証明されているエビデンスがたくさんあります。

ただし「メディカルアロマ」として
使用する場合は
「精油」の品質が大事です。

日本では「精油」は雑貨扱いなので
品質がピンキリです。

「精油」を購入する時の注意点は
またご紹介しますね。

「精油」には以下の特長があります。

「精油」の特徴
①水に溶けにくい
②アルコール、油脂に溶けやすい
③揮発性の芳香物質。強い香りを持ち、すぐに空気中に蒸発する
④油という字が含まれるが、オリーブ油などと同じ油脂ではない
⑤主成分は、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、エステル類などの有機化合物
⑥分子量が小さい
⑦様々な薬理的作用を持つ
⑧精油成分は光、熱、酸素によって変化し、劣化する

植物にはなぜ、このような「香り成分」があるのか?
①敵(微生物、昆虫、幼虫、植物)からの防御(忌避効果)
②受粉のために昆虫や鳥を誘引するため(誘引効果)
③カビなどの細菌や有害物質の発生や増殖の防御(抗菌作用)
④傷を治療するため
①   他の植物の成長・発芽等を抑制するため
②   水分保持・エネルギーを貯蔵するため
③   芳香物質を蒸発させて自らを冷却するため
⑧人間のホルモンと同じように植物の体内で生理活性物質として働くため

の為
といわれています。

意外かもしれませんが
実は
植物と動物の細胞は
とてもよく似ています。


そういった意味からも

「精油」をつかった
アロマセラピー」

人間に優しく
副作用も少なく
心と体の調和をはかって
生体リズムを整えていく
有効な療法
だといわれています。

しかし
天然の物質だからといって
100%安全
というわけではありません。

植物に含まれている時より
成分は70~100倍ほど
濃縮されているため

その作用はとても
パワフルなのです。

体調や体質
また使い方によっては
皮膚炎になったり
痒みや刺激を感じることも
起こります。


これだけは守ってほしい
「アロマセラピー」の
基本ルールがあるので
またご紹介しますね。

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