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真夏のピークが去ったと、言ってくれてありがとう🥹

真夏のピークが去った。
天気予報士が、
テレビで言ってた。

これは、フジファブリックの歌う「若者のすべて」
の歌詞。この歌の情景や気持ちがとても好き。
だから、毎年、8月の半ば過ぎによく聴いているのだけど、最近のその時期は、聴きながら、いやまだまだ暑いじゃないか、いつまでも夏だよ、と思ってしまっていた。

でも、今朝のテレビのニュースで、気象予報士の方が、言ってくれたのだ。
「真夏のピークが去ったと言えるでしょう。」と。
とってもとっても嬉しくてホッとした。
もう9月。初秋。そんな時にこの言葉をわざわざ言ってくれた気象予報士さんの優しさに、ほろっときた。

今年の夏も暑かった。気温37度くらいの酷暑の中をいつものように仕事をしたり、家事をしたり、勉強したり、運動をしたり‥。熱中症の危険を避けながら、それでも、本当にみんないつものように過ごしていた。

とても大事な決断や、とても大事な話し合いや、とても大事な試験などを、暑さでボーッとする頭と身体を奮い立たせて、こなさなければならない場面もたくさんあっただろう。暑さのせいで、いつもはしない失敗をしてしまうこともあっただろう。

それでも、本当にみんな頑張ってるよなぁと、出かけるたびに思っていた。時間はどんどん過ぎていくのに、夏の終わりの気分にはなかなかなれない夏だった。9月が来て、新しい気持ちで何かをしたくても、終わらない暑さに心身共にどんよりして、先に進めなかった。疲れだけが残った感じだった。

そんな中、9月になって気象予報士さんから聞けた、「真夏のピークが去った」という言葉は、「お疲れ様でした」の響きがあった。まだ、ピークが去ったというだけで、暑い日もある。熱中症の危険は続く。でも、暑さのピークは過ぎたんだ。秋らしい風を感じられる日がもうすぐ来るんだという救いが、ありがたい。

今年の夏も暑かったけど、頑張ったよね。頑張ったことはきっと何かの形で実る。上手くいかなかったことも涼しくなったら、きっといい方に進んでいくんだ。暑さの中で見つけた、楽しいことも、笑ったことも、ちゃんと今年の夏の素敵な思い出として、残っていくはずだ。

遅ればせながら、そんなふうに夏の終わりを味わえたら、充実した秋を静かに迎えられそうな気がしてきた。春の足音という言葉をよく使うけど、秋の足音もあるんだと思う。華やかな秋がこっちに向かって歩いてきている気配がしてる。
だから、今日も明日も、ご自愛ください。🍇


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