【メモNo:084】


朝起きると

今までのことは全部

嘘だったんじゃないかと思う



あなたは

ときに私をか弱い女の子のように扱い

ときに母親のように甘え

ときに恋人のように溶けさせる


出会って間もない頃は特に

1人にしないでって

あなたの中にいる小さな男の子が言ってるのが、すごく伝わってきた



私はあなたのその手が気になって

その瞳が気になって

最近はすごく、その声が気になる



仕事中

あなたが外で闘っているとき

胸がじんわりして泣きそうになる

そんなとき、私が心の中で唱える言葉


大丈夫だよ

大好きだから

こわいものなんて何もないよ

私が居るから



「ぼくが（この職場に）居るうちは、hanaさんも居てくださいね。」

飲みの席であなたが私に伝えたこと

それは、私が感じてた、あなたの中の小さな男の子の声だった




私の中にも小さな女の子がいて

それをあなたも感じてるでしょう

だから

そんなに過保護なくらいに守ってくれるんでしょう



あなたと連絡がとれない今、

私の中の小さな女の子は

えんえんと泣いている


あなたの中の小さな男の子も

泣いているの？