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彼女がうつむくのは


彼女がうつむくのは
しょげているからではない
気力を充たしたいからだ
どっくんどっくん
大地に蓄えられた
生命の源泉とつながるためだ

彼女がうつむいているのは
孤独にうちひしがれているからではない
自己と向き合いたいからだ
どっくんどっくん
地球に蓄えられた
先人たちの英知とつながるためだ

彼女がうつむくのは
未来を拒んでいるからではない
嘆き苦しみ彷徨う人々の救済を祈願するからだ

鐘の音が
あちらこちらで
鳴りわたる
さまざまな音色が
絡み合い溶け合い

彼女が顔を上げるとき
その慈悲深い眼差しが
私たちに希望を授け
人類を破滅に導く者たちのまやかしを
暴くだろう

「彼女」が「彼ら」に
さらに「私たち」になるならば・・・・・・







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3月中旬になるのに、真冬並みの寒さの日が続きます。
みなさん、いかがお過ごしですか。
私は、今年の花粉にパンチの連打をされ、
夜中におめめかいかいで、十分眠れない夜もあります。
そのくせ、外に出て強風に吹かれていますが。

今回の詩は、庭のクリスマスローズを眺めていて浮かびました。
うつむきの花花をついつい上に向けたくなります。
清楚な花です。
希望ある未来の再生を願って創りました。

来週も水曜日か木曜日に更新する予定です。
また見に来てください。
私もみなさんのページを訪ねます。


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